Jリーグ ヴィッセル神戸

元ヴィッセル神戸FWポドルスキ、今夏トルコ1部クラブ退団を明言。現役引退の可能性は…

ルーカス・ポドルスキ 写真提供:Gettyimages

 明治安田生命J1リーグのヴィッセル神戸でプレーした過去を持つ元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキは今季終了後にスュペル・リグ(トルコ1部)のアンタルヤスポルを契約満了により退団する可能性が高いようだ。16日、トルコ紙『Fanatik』をはじめ複数メディアが報じている。

 ポドルスキはケルン、バイエルン・ミュンヘン、アーセナルやインテルでプレーした後、2015年夏にトルコの強豪ガラタサライへ移籍。そして2017年にはJ1リーグのヴィッセル神戸へ完全移籍により加入したことで日本のファンからの注目度を高めていた。

 同選手はおよそ2年半にわたりヴィッセル神戸に在籍した後、昨年1月にアンタルヤスポルへ加入。しかし昨季は負傷離脱もありわずか7試合の先発出場に終わると、今季は25試合でピッチに立ったものの、先発メンバーに名を連ねたのはわずか11試合となっている。

 現在35歳のポドルスキとアンタルヤスポルの現行契約は今年6月に満了を迎えるが、ポドルスキ本人は『Fanatik』のインタビューにおいて「(自身の去就について)すでに決断している。契約が切れた後、この夏にクラブを離れるよ」と退団を明言。同選手は出場機会の少なさに不満を抱いているものとみられる。

 なお、ポドルスキは現役続行や引退の可能性については言及していない。果たしてトルコを離れた後、同選手は移籍先を探す過程においてどのような決断を下すのだろうか。