Jリーグ

セリエAで昨年プレーした27歳DFにJリーグクラブがオファー提示!レアル・ベティスと争奪戦へ

アラン・エンペラー 写真提供: Gettyimages

 セリエAのエラス・ベローナから現在レンタルによりカンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(ブラジル1部)のパルメイラスに在籍しているDFアラン・エンペラーの獲得にむけて、Jリーグクラブやレアル・ベティスがオファーを提示しているようだ。16日、イタリアメディア『トゥットメルカート』が伝えている。

 現在27歳でありセンターバックを本職とするエンペラーはブラジルとイタリアの国籍を有しており、フィオレンティーナの下部組織出身である。同選手はリヴォルノをはじめイタリア国内の複数クラブを渡り歩くと、2018年夏にエラス・ベローナへ加入。移籍1年目では公式戦24試合に出場すると、セリエA昇格を果たして臨んだ昨季も10試合に出場していたが昨年11月、パルメイラスへ買い取りオプションが付帯されたレンタル移籍により加入している。

 エンペラーはパルメイラスの一員としてコパ・リベルタドーレス優勝に大きく貢献していたが、今年2月に中東で開催されたFIFAクラブワールドカップではメンバー入りしたもののピッチに立つことはなかった。その中、『トゥットメルカート』は同選手の去就が不透明であると主張。現在はレアル・ベティスにくわえて日本国内のクラブも獲得に乗り出していると報じている。

 なお、日本国内のクラブについて具体的なクラブ名は明らかになっていないものとみられる。2020シーズンの南米王者に輝き、新たにタイトルを手に入れたエンペラーだが、果たして新天地を日本へ求めることはあるのだろうか。