セリエA ローマ

ローマ、主力MFムヒタリアンが負傷。ELシャフタール戦で3発快勝も…

ヘンリク・ムヒタリアン 写真提供: Gettyimages

 ローマのアルメニア代表MFヘンリク・ムヒタリアンは11日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ・ベスト16のシャフタール・ドネツク戦1stレグで負傷したことにより、戦線離脱を強いられる可能性があるようだ。11日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が報じている。

 ムヒタリアンは2019年夏にアーセナルから1年レンタルによりローマに加わると、移籍1年目で公式戦30試合に出場し9ゴールをマーク。そしてアーセナルとの契約期間が満了を迎えた昨夏にローマへの完全移籍を果たすと、今季はここまで公式戦29試合に先発出場するなど攻撃陣の中心選手としてパウロ・フォンセカ監督から厚い信頼を寄せられている。

 その中、同選手はシャフタール・ドネツク戦1stレグでも先発出場したものの、負傷におり35分で交代を余儀なくされていた。試合後、『スカイスポーツ』はムヒタリアンが右ふくらはぎに違和感を覚え、12日にも負傷箇所の検査を行うと伝えている。

 なお、ローマはウクライナの強豪をホームに迎えた一戦で3-0と勝利しており、ベスト8進出へ大きく前進している。ただ、今季ここまで好パフォーマンスを発揮してきたムヒタリアンを欠くとなると、今月のインターナショナルマッチウィークまでより厳しい戦いを強いられることになりそうだ。