
明治安田生命J1リーグの鹿島アントラーズはブラジル人DFガブリエル・ディアスの獲得にむけて複数クラブとの争奪戦を繰り広げているかもしれない。27日、ブラジルメディア『MERCADO DO FUTEBOL』が伝えている。
ガブリエル・ディアスは2014年にパルメイラスでプロキャリアをスタートさせると、5度にわたりブラジル国内クラブへのレンタル移籍を繰り返す。同選手は2018年にフリーでインテルナシオナルSCへ加わるものの公式戦わずか5試合の先発出場に終わり、翌2019年にフォルタレーザECへ加入。移籍1年目は25試合で先発メンバーに名を連ねると、2020シーズンも主に右サイドバックとして公式戦40試合でピッチに立つなど出場機会に恵まれていた。
ガブリエル・ディアスの去就を巡っては、かねてから日本行きの噂が飛び交っていたが、今月にブラジル国内の複数メディアは鹿島アントラーズが獲得を狙っていると報道していた。しかし、同選手にはセアラーSC、クイアバEC、ボタフォゴなどブラジル国内の複数クラブが強い関心を寄せている模様。具体的な動きについては報じられていないが、争奪戦に発展するという見方が広まっているようだ。
なお、フォルタレーザECは今月27日にガブリエル・ディアスが契約満了に伴い退団することを公式発表している。アントニオ・カルロス・ザーゴ監督のもとで今季タイトル獲得が求められる鹿島アントラーズとしては、守備陣の選手層に厚みを持たせる意味でも新たなブラジル人選手を迎え入れることを望んでいるはずだ。
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