Jリーグ 鹿島アントラーズ

J1鹿島へ加入内定のMFピトゥカ「ザーゴは僕にプレーの仕方を説明してくれた。今は…」

鹿島アントラーズのホーム 県立カシマサッカースタジアム 写真提供: Gettyimages

 明治安田生命J1リーグの鹿島アントラーズへ加入したブラジル人MFジエゴ・ピトゥカは・・・。22日、ブラジルメディア『グローボ』が伝えている。

 ピトゥカは今季、カンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(ブラジル1部リーグ)で26試合に先発出場したほか、コパ・リベルタドーレスでも11試合でフル出場を果たしており、クラブを準優勝に導く活躍を見せていた。同選手には昨年11月から鹿島アントラーズが複数回にわたり獲得オファーを提示。一度は破談に終わったものの、選手サイドがJリーグ挑戦に前向きな姿勢を見せていたこともあり、今年1月にクラブ間合意に達していた。

 しかし、日本政府が新型コロナウイルスの感染拡大に伴い新規入国を規制を強化していることから、現在でも新規入国が認められておらず、今週末に控えるJ1リーグ開幕戦をはじめ数試合の欠場を余儀なくされる見込みとなっている。

 その中、同選手はメディアインタビューにおいて「サントスが僕の獲得を望まなければ、(サントスに)復帰することはないね。これからもつねにサントスのことを優先して物事を勧めたいと思っている。すでに誰もが知っていることだけど、サントスは多くのことを僕にもたらしてくれて、最も壮大な夢を理解するきっかけとなったよ。すべてにおいてサントスには感謝しているよ。僕にはまた別の夢があったけど、実現しなかった。クラブにタイトルをもたらしてから移籍すると言っていたけど、(コパ・リベルタドーレスで)優勝できなかった」と語っている。

 また、鹿島アントラーズのカルロス・ザーゴ監督と連絡をとっているかという質問に対しては「彼は僕にプレーの仕方を説明してくれたよ。彼はボールポゼッションを高めるプレースタイルを好んでいるし、僕もそうだよ。今はただ日本に入国できる時を待つしかない。ブラジルとはまた違う文化に慣れるためにも早く日本に行きたいね」とコメントを残した。