明治安田生命J1リーグのセレッソ大阪はカンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(ブラジル1部)のセアラーSCに所属するブラジル人DFチアゴ・パグヌサットの獲得が破談になる可能性を残しているようだ。21日、ブラジルメディア『Diario do Nordeste』が伝えている。
現在30歳のチアゴは2011年にクリシューマECでプロデビューを果たして以降、アトレチコ・ミネイロやバイーアなど複数ブラジル国内クラブを渡り歩いた後、昨年にバイーアからセアラーSCに加入。同クラブで公式戦32試合に先発出場するなど、本来のパフォーマンスを発揮している。その中、セレッソ大阪は直近数シーズンにわたりディフェンス陣を支えていたDFマテイ・ヨニッチが中国スーパーリーグの上海緑地申花に完全移籍したことにより、同選手の後釜としてチアゴの獲得を公式発表していた。
しかし、日本政府が新型コロナウイルスの感染拡大に伴い新規入国を規制を強化していることから、現時点で労働ビザを取得できていない模様。また、チアゴは20日に行われた第37節・コリンチャンス戦でも先発出場しており、一部からはセレッソ大阪移籍が破談になる可能性があるという声が上がっているようだ。
なお、セレッソ大阪は昨季までヴィッセル神戸でプレーしていたブラジル人DFダンクレーを先週に緊急獲得した。新型コロナウイルスの影響でチアゴの合流時期は依然として不透明となっているが、破談に終わった場合には大きな話題を呼ぶことだろう。
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