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ナポリ、イタリア代表FWインシーニェが負傷。クラブ幹部は長期離脱を否定

ロレンツォ・インシーニェ 写真提供:Gettyimages

 ナポリはイタリア代表FWロレンツォ・インシーニェもコンディションに問題を抱えているようだ。21日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が報じている。

 インシーニェは今季ここまで公式戦30試合に出場し10ゴール5アシストをあげているほか、大半の試合でキャプテンを務めるなど昨季までと変わらず必要不可欠な存在としてチームメイトやジェンナーロ・ガットゥーゾ監督から信頼を得ている。しかし、同選手は21日に行われたアタランタ戦の試合前にフィジカルコンディションに問題を抱えたことによりベンチスタートとなったが、先制ゴールを許した直後の53分にマケドニア代表MFエリフ・エルマスにかわってピッチに立っていた。

 インシーニェの状態についてナポリのクリスティアーノ・ジュントリSD(スポーツディレクター)は試合前のメディアインタビューにおいて「彼は腰に問題を抱えた。長いシーズンにおいて多くの試合に出場しているとよく起こることだ」と語り、長期離脱の可能性が極めて低いことを強調している。

 なお、ナポリはベルギー代表FWドリース・メルテンスが来週なかばに控えるUEFAヨーロッパリーグのベスト32・グラナダ戦2ndレグで復帰することが濃厚となっているものの、MFディエゴ・デンメやアルバニア代表DFエルセイド・ヒサイをはじめ依然として複数選手が負傷離脱を強いられている。アタランタ戦で黒星を喫したことにより、ジェンナーロ・ガットゥーゾ監督の進退問題が再び議題にあがるなど、クラブ全体を取り巻く問題はより複雑なものになっているようだ。