セリエA ナポリ

ナポリ、ガットゥーゾ監督解任の可能性が再浮上。アタランタ戦後の会見が…

ジェンナーロ・ガットゥーゾ 写真提供: Gettyimages

 ナポリのジェンナーロ・ガットゥーゾ監督は今季途中に解任される可能性が再び浮上しているようだ。21日、イタリアメディア『フットボールイタリア』が報じている。

 ガットゥーゾ監督の去就を巡っては、先月24日に行われたエラス・ベローナ戦で1-3と敗れたことをきっかけに進退問題が浮上。また、今月6日にはセリエA第21節で下位に沈むジェノアを相手に黒星を喫すると、10日に迎えたコッパ・イタリア準決勝2ndレグのアタランタ戦では1-3と敗れたことによりベスト4で敗退したことにより、監督交代間近と伝えられていた。

 その中、ナポリは13日に開催された第22節・ユベントス戦で勝利を収めると、アウレリオ・デ・ラウレンティス会長がガットゥーゾ監督を続投させると報じられていたが、先週なかばのUEFAヨーロッパリーグのベスト32・グラナダ戦1stレグで敗れると、21日に行われたアタランタ戦でも勝ち点を獲得できなかった。

 ナポリはアタランタ戦後のガットゥーゾ監督による記者会見や一部選手のメディアインタビューを行わないことを公式発表。これにより、ガットゥーゾ監督の進退をはじめクラブ内部で再び問題を抱えているという見方が広まっているようだ。

 なお、ナポリはセネガル代表DFカリドゥ・クリバリやアルジェリア代表DFファウジ・グラムがアタランタ戦で復帰を果たしたものの、MFディエゴ・デンメやアルバニア代表DFエルセイド・ヒサイをはじめ依然として複数選手が戦列を離れている。