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前日本代表監督の西野朗、タイ代表指揮官退任か!新型コロナウイルス感染拡大で…

西野朗 写真提供:GettyImages

 かつて日本代表監督を務めた西野朗氏はタイ代表指揮官を退任する可能性があるようだ。18日、タイメディア『MGR』がこれを伝えている。

 西野朗は柏レイソル、ガンバ大阪、ヴィッセル神戸、名古屋グランパスで指揮を執った後、2018年4月にバヒド・ハリルホジッチの後任として日本代表監督に就任。ワールドカップ・ロシア大会ではコロンビア、セネガル、ポーランドと同居したグループステージを突破すると、ラウンド16で強豪ベルギー相手に善戦していた。

 同氏はロシアW杯終了後に日本代表監督を退任すると、2019年7月にU-23チームと兼任する形でタイ代表監督に就任。昨年1月にはタイサッカー協会(FAT)と2年間の契約期間延長で合意間近と伝えられていた。しかし、新型コロナウイルス感染拡大の影響によりFIFAワールドカップ・カタール大会2次予選の開催日程が変更を余儀なくされるなど、代表チームの活動が予定通りに行われていない現状を踏まえて、西野氏はFATとの契約解除を検討しているようだ。

 なお、タイ代表はカタールW杯の2次予選で5試合を消化。首位ベトナムに3ポイント差の3位につけており、3次予選進出の可能性を十分に残している。また、タイ代表はインドネシア、UAEアラブ首長国連邦、マレーシアとの対戦を残しているが、新型コロナウイルス感染拡大により6月に集中開催される可能性が伝えられている。