Jリーグ 川崎フロンターレ

川崎フロンターレFWレアンドロ・ダミアン「ここでプレーするのは名誉なこと。誰もが僕を…」

レアンドロ・ダミアン 写真提供:Gettyimages

 明治安田生命J1リーグの川崎フロンターレで3シーズン目を迎える元ブラジル代表FWレアンドロ・ダミアンは、日本でフットボールキャリアを歩んでいることに対して満足しているようだ。16日、ブラジルメディア『グローボ』が伝えている。

 ロンドン五輪の舞台に立った過去を持つレアンドロ・ダミアンは、2019年にインテルナシオナルから完全移籍により川崎フロンターレへ加入。日本代表FW小林悠らとし烈なポジション争いを演じる中、Jリーグ挑戦1年目の2019シーズンは公式戦31試合に出場し11ゴールをマーク。そして昨季は新型コロナウイルス感染拡大による過密日程の中でもJ1リーグ全34試合に出場し連覇に大きく貢献。くわえて天皇杯でも元日に行われた決勝・ガンバ大阪戦で後半途中までピッチに立ち、リーグタイトルとあわせた2冠達成を成し遂げた。

 同選手はブラジルメディアのインタビューにおいて「このクラブでとても幸せだ。(川崎フロンターレでのデビュー戦で)あのようなゴールを決めて僕は興奮したよ。フロンターレでプレーするのは名誉なことだ。このクラブにいる誰もが僕を快く迎え入れてくれたし、川崎フロンターレのような日本の強豪クラブでプレーできてとても気持ち良いね」と語っており、2019年の富士ゼロックススーパーカップ・浦和レッズ戦でのゴールを回想しながら直近2シーズンを振り返っている。

 また、ダミアンは今シーズンへの意気込みを聞かれると「今年も素晴らしいシーズンになることを望んでいるし、タイトル獲得にむけてフロンターレの勝利に貢献したいよ。たくさんゴールを決めて我々を大いにサポートしてくれているファンに喜んでもらいたいね」とコメントを残した。

 鬼木達監督のもと、今季はJ1リーグとAFCチャンピオンズリーグのタイトル獲得を最大目標に掲げる川崎フロンターレは、沖縄キャンプ期間中の12日に行われた45分×4本形式によるトレーニングマッチ・北海道コンサドーレ札幌戦で合計スコア14-3と圧倒するなど、チーム全体の完成度の高さが際立っている。今週末の20日には富士ゼロックススーパーカップ・ガンバ大阪戦を控えているが、充実した戦力のもと今季も多くの勝利をサポーターに届けるだろう。