セリエA インテル

インテルCEO、移籍市場最終日を前にエリクセン残留を示唆…

クリスティアン・エリクセン 写真提供: Gettyimages

 インテルのジュゼッペ・マロッタCEOはデンマーク代表MFクリスティアン・エリクセンの残留を示唆しているようだ。31日、『DAZN』でのインタビューの様子を『Skysports』が報じている。

 今シーズン、アントニオ・コンテ監督の下で構想外とみられていたエリクセン。古巣であるトッテナム・ホットスパーやパリ・サンジェルマンとのコンタクトが報じられ、今冬の移籍市場でのインテル退団が有力視されてきた。

 しかし、同選手は26日に行われたコッパ・イタリア準々決勝ミランとのミラノダービーに途中出場を果たすと97分に決勝点を記録。30日に行われたセリエAベネベント戦では先発出場を果たすと先制点をアシストするなど活躍を見せている。

 そんなエリクセンに対してマロッタCEOは「ビッグクラブでは先発出場を約束されることは無い。そこにいるのは監督の決断や期待に応えなければならないプロフェッショナルだけだ。ある選手は他の選手よりも出場機会を得られないかもしれない。しかし、その選手の影響力は変わらない。シーズンを通してエリクセンもチームにおいて重要な役割を果たすことができる。彼の出場時間は関係ないんだ」とコメント。同選手の残留を示唆した。

 はたしてエリクセンはインテル悲願のスクデット獲得に向けて、コンテ監督の下でチャンスを得ることができるのだろうか。