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インテル、構想外のエリクセンを巡りローマからトレード打診を拒否!

クリスティアン・エリクセン 写真提供: Gettyimages

 インテルはローマにデンマーク代表MFクリスティアン・エリクセンを放出し、ボスニア・ヘルツェゴビナ代表FWエディン・ジェコを獲得することを望んでいないようだ。24日、イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えている。

 エリクセンは今季ここまで公式戦でわずか5試合の先発出場にとどまっており、アントニオ・コンテ監督の構想に入っていないと伝えられているほか、インテルのジュゼッペ・マロッタCEO(最高経営責任者)も昨年末に同選手が今冬のマーケットにおいて放出候補であることを認めていた。ただ、エリクセンがインテルで受け取っている年俸が750万ユーロ(約9億5000万円)と高額であることが他クラブから正式なオファーが届かない要因になっていると周囲でささやかれている。

 一方、ローマは先週なかばに行われたコッパ・イタリアベスト16のスペツィア戦で選手交代枠の超過による不戦敗が決定。これを受けてクラブはチームマネージャーの解任に踏み切っているが、この決定を巡ってパウロ・フォンセカ監督とジェコが口論に発展し、両者の関係が悪化している模様。また、23日に行われた第19節・スペツィア戦で指揮官は同選手を招集していないことから周囲は騒がしくなっている。

 その中、『ガゼッタ・デッロ・スポルト』はローマがインテルに対してジェコとエリクセンのトレードを打診していたと主張。2選手ともに今年6月までのレンタル移籍という形でオファーを提示したものの、インテルはこれを拒否したようだ。今冬のマーケット期間が残り1週間を切っている中、果たして両選手に何かしらの動きはあるのだろうか。