セリエA ローマ

ローマ、不仲のフォンセカ監督とFWジェコに話し合いの場を用意か…

パウロ・フォンセカ エディン・ジェコ 写真提供: Gettyimages

 ローマは衝突が注目を集めているパウロ・フォンセカ監督とボスニアヘルツェゴビナ代表FWエディン・ジェコに対してミーティングを準備しているようだ。1日、イタリアメディア『コリエレ・デロ・スポルト』が報じている。

 ジェコは今季ここまで公式戦20試合に出場し8ゴールをマークするなど主力として好パフォーマンスを発揮していた。その中、ローマはコッパ・イタリア・ベスト16のスペツィア戦で不戦敗となったことを受けてチームマネージャーを解任しているが、この解任劇を巡って同選手はパウロ・フォンセカ監督と衝突している。

 そのためジェコは現在、フォンセカ監督の下で構想外となっており、31日に行われたエラス・ベローナ戦(3-1)でも招集外に。フォンセカ監督は試合後に「スポーツ的な側面ではなく人間としての価値観の方が重要なんだ」とコメントするなど2人の対立が注目を集めている。

 そんな中、同紙によると、ローマは対立が深刻化している両者に対して会談の場を準備している模様。この会談は現地時間2日にもスポーツディレクターのチアゴ・ピント氏やジェコの代理人なども交え行われることになるようだ。

 はたしてジェコは再びキャプテンとしてクラブを牽引することができるのだろうか。