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松本山雅、山本真希の現役引退を発表「15年間選手生活が続けられたのは…」

松本山雅のサポーター 写真提供:Gettyimages

 明治安田生命J2リーグの松本山雅は10日、MF山本真希が2020シーズン限りで現役引退することを公式発表している。

 山本真希は清水エスパルスの下部組織で頭角を現すと2005年にデビューを飾る。その後、2011シーズンまで清水エスパルスに在籍すると、コンサドーレ札幌(現北海道コンサドーレ札幌)、川崎フロンターレ、ジェフユナイテッド市原・千葉と渡り歩き、2019年8月に松本山雅へ加入。今季はJ2リーグで11試合に出場していた。

 同選手は年明けでの現役引退発表について「ご報告が遅くなってすみません。このたび引退する決断をしました。松本山雅で過ごした1年半は数えるほどしか試合に出ることができず、チームの目標達成の力になれなかったことを申し訳なく思っています。ただ、このクラブにきて改めて感じたことは、サポーターの偉大さです。移籍してきた初日から家族も含め温かく迎え入れていただきました。松本の街全体からは大きな期待を感じることができ、2020年こそコロナウイルスの影響で満員のアルウィンでプレーすることは叶いませんでしたが、あの雰囲気は間違いなく選手の後押しとなり相手チームにとっては脅威になります。そんなパワーをこれからも選手達に送ってください。そしてその声援の中で、松本山雅の一員として一緒に戦えた時間は僕の宝物です」

 「15年間選手生活が続けられたのは、今まで関わったチームメート、監督、コーチングスタッフ、メディカルスタッフ、クラブスタッフの方々、スポンサーの皆様そしてサポーターの皆さんのおかげです。本当にありがとうございました。清水エスパルス 、コンサドーレ札幌、川崎フロンターレ、ジェフユナイテッド千葉、松本山雅FCでプレーできて幸せでした。またどこかで会いましょう」とクラブ公式サイトを通じて感謝の思いを綴った。