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セレッソ大阪、タイの強豪ムアントンからベトナム代表GK獲得間近に!移籍金は約1億円か

セレッソ大阪のサポーター 写真提供:Gettyimages

 明治安田生命J1リーグのセレッソ大阪はタイの強豪ムアントン・ユナイテッドに所属するベトナム代表GKダン・バン・ラムの獲得間近に迫っているようだ。9日、ベトナムメディア『BAO DAN SINH』がこれを伝えている。

 ロシア系ベトナム人であるダン・バン・ラムは2019年2月にベトナムのハイフォンFCからムアントン・ユナイテッドへ加入。移籍1年目から正守護神に定着すると、2020シーズンはここまでリーグ戦12試合に出場しているが、移籍の可能性が飛び交い始めた12月中旬以降はベンチ外となっている。

 同選手の去就を巡っては、タイ国内の複数クラブのみならずJリーグクラブも含めた争奪戦が繰り広げられたが、本人はセレッソ大阪への移籍を決断した模様。また、セレッソ大阪とムアントン・ユナイテッドによるクラブ間交渉も合意に達しており、移籍金はおよそ100万ドル(約1億400万円)にのぼるようだ。

 なお、すでにムアントン・ユナイテッドのトレーニングには参加していないダン・バン・ラムは近日中に来日し、セレッソ大阪と正式にサインを交わすものとみられる。

 セレッソ大阪は2021シーズンでAFCチャンピオンズリーグのプレーオフ出場権を獲得しているため、例年以上に過密日程になることが想定される。正守護神としておよそ10シーズンにわたりチームを支えているGKキム・ジンヒョンとの競争が待ち受ける中、果たしてダン・バン・ラムはJリーグでどのようなパフォーマンスを披露するのだろうか。