セリエA 海外日本人選手

セリエAデビューで2得点を挙げたサッカー選手5選。鹿島のフロントや日本のレジェンドも…

マウロ・サラテ 写真提供: Gettyimages

サラテ

2008年から2013年にかけてラツィオに所属したアルゼンチン国籍FWマウロ・サラテ。(2011/12シーズン中インテルでレンタル移籍)

2008年8月31日に開幕戦のカリアリ戦でデビューし、2得点を挙げた。そして、5月13日に行われたコッパ・イタリア決勝ではサンプドリア相手にゴールを奪い、ラツィオを同大会での優勝に導いた。

サラテは素晴らしい才能の持ち主だったものの、ラツィオの会長であるクラウディオ・ロティート氏との相性が悪かった。そのこともあり同クラブを去ることとなった同選手は、2013に一度母国アルゼンチンのベレスに移籍した。

その後はフレミアリーグ複数のクラブやイタリアのフィオレンティーナで再びヨーロッパで挑戦することとなったが、思うような活躍を見せることはできなかった。現在、ボカ・ジュニアーズに所属している。


中田英寿 写真提供: Gettyimages

中田

1998年から2006年にかけてセリエAの複数クラブでプレーし、イタリア国民にとってもレジェンドとなった元日本代表MF中田英寿。同選手がイタリアで初めてプレーしたクラブはペルージャである。

1998年9月13日、セリエA開幕となったユベントス戦。前半を終えてペルージャはすでに0-3で負けていたが、中田の活躍によって勝負がわからなくなる。後半7分、中田はペナルティーボックスの中に切り込み、右足から勢いのあるシュートを放ち得点を挙げる。

そして、セリエA初ゴールから7分後、ユベントスのアンジェロ・ペルッツィがはじいたボールを、見事なハーフボレーで2得点目を記録した。

結果的に同試合は3-4でユベントスの勝利となったが、その一戦から中田は注目を浴びるようになった。そして、同選手のペルージャ、そしてローマでの活躍は伝説となった…。

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名前Uccheddu Davide(ウッケッドゥ・ダビデ)
国籍:イタリア
趣味:サッカー、アニメ、ボウリング、囲碁
好きなチーム:ACミラン、北海道コンサドーレ札幌、アビスパ福岡

14年前に来日したイタリア人です。フットボール・トライブ設立メンバーの1人。6歳の時に初めてミランの練習に連れて行ってもらい、マルディーニ、バレージ、コスタクルタに会ってからミランのサポーターに。アビスパ福岡でファビオ・ペッキア監督の通訳も務めた経験があります。

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