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Jリーグを離れた外国人選手5選。今はどこにいる?

写真提供: Gettyimages

Jリーグにはたくさんの外国人プレイヤーが所属している。

日本国内にいる間、サポーターは同選手たちの活躍を見守り応援することができるが、彼らが日本を去った後もフォローしたくても情報が非常に少ないのが現状だ。

今回は過去2年にJリーグを離れた外国人選手5人の情報をまとめよう。彼らはいったいどこでどんな活躍をしているだろうか?


セルジーニョ 写真提供: Gettyimages

セルジーニョ

2018年から2019年にかけて鹿島アントラーズに所属していたブラジル人MFセルジーニョ。同選手は鹿島で43試合に出場し、15得点を記録した。

その後、母国であるブラジルに戻り、ヴァスコ・ダ・ガマでプレーをしたかったようだが、同クラブからオファーは届かなかったという。そのため、2020年1月に中国2部の長春亜泰足球倶楽部に完全移籍することとなった。

コロナウイルスの拡大もあって、中国での公式デビューを果たしたのは加入から9ヶ月後、2020年9月11日に行われた黒竜江省戦だ。同試合で初ゴールを記録することはできなかったが、これからの活躍には期待できそうだ。


ダビド・バブンスキ 写真提供: Gettyimages

バブンスキ

2017年から2019年にかけて横浜F・マリノス、そして大宮アルディージャに所属した北マケドニア代表MFダビド・バブンスキ。両クラブでの試合数を合わせると、日本では58戦に出場し、7得点をあげた。

2019年12月25日には契約満了により大宮を離れ、2020年3月3日にルーマニアのボトシャニに加入することとなった。同国の国内リーグは8月22日に開始し、現時点では3節目を迎えている。これまでに行われた3戦の間にバブンスキはゴールもアシストも記録していないようだ。

10年の間(2006-2016)バルセロナの下部組織でプレーし、才能あふれる同選手が現在無名リーグでプレーしていることは残念に思うサポーターが多いだろう。しかし、バブンスキはまだ26歳。これからの巻き返しに期待したい。


ウーゴ・ヴィエイラ 写真提供: Gettyimages

ウーゴ・ヴィエイラ

2017年に中国のクラブからオファーを断り、横浜に加入したポルトガル人FWウーゴ・ヴィエイラは同クラブのサポーターにとって忘れられない存在だろう。

横浜では59試合に出場しに23得点を記録し、素晴らしい活躍を見せたがサポーターの記憶に最も残っているのは2018年12月、クラブとお別れする前のあのエピソードだろう…。

Jリーグ最終節セレッソ大阪戦の後、ロッカールームに戻ったウーゴ・ヴィエイラはサポーターのコールに応え、再びゴール裏に姿を見せた。そして涙を流しながら手を振り、サポーターに感謝を伝えた。

横浜で過ごした時間が自分の宝物だと発言したウーゴ・ヴィエイラは同クラブを去り、2019年1月、トルコのスィヴァススポルへ移籍した。そして、2020年1月には6年ぶりに母国ポルトガルのジル・ヴィセンテに復活することとなり、1月から7月の間に11試合に出場し、1得点を挙げた。

そして、ポルトガルリーグは9月19日に2020/21シーズンが開幕する。ウーゴ・ヴィエイラはどんな活躍を見せてくれるのだろうか。

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名前Uccheddu Davide(ウッケッドゥ・ダビデ)
国籍:イタリア
趣味:サッカー、アニメ、ボウリング、囲碁
好きなチーム:ACミラン、北海道コンサドーレ札幌、アビスパ福岡

14年前に来日したイタリア人です。フットボール・トライブ設立メンバーの1人。6歳の時に初めてミランの練習に連れて行ってもらい、マルディーニ、バレージ、コスタクルタに会ってからミランのサポーターに。アビスパ福岡でファビオ・ペッキア監督の通訳も務めた経験があります。

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