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稀代の名将モウリーニョが見出せなかった、偉大な4人の才能

写真提供: Gettyimages

数多くのビッグクラブを率い、多くのタイトルを獲得してきたジョゼ・モウリーニョ。現サッカー界を代表する監督の1人だ。ポルトガルから連れてきた教え子たちと共に、栄光のキャリアを送ってきた。

そんな稀代の名将ともいえるモウリーニョだが、実は気づけなかった才能も少なくない。今回は、モウリーニョが見出せなかった4人の偉大な才能をご紹介する。


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レオナルド・ボヌッチ

2009年にインテルの監督に就任したモウリーニョ。すると、わずか数百万ユーロでボヌッチをジェノアに売却した。

その後ボヌッチは2010年にユベントスへと移籍。ジョルジョ・キエッリーニ、アンドレア・バルツァッリとともに鉄壁のDFラインを形成し、イタリアを代表するCBへと評価を高めた。


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モハメド・サラー

2014年冬の移籍市場でバーゼルからチェルシーに加入したサラー。ただ、チェルシーに在籍していた2シーズンで19試合の出場に終わり、2016年にフィオレンティーナへと移籍している。

セリエA移籍後のサラーは得点力を発揮。フィオレンティーナでフアン・クアドラードの穴を埋めるとローマでも主力選手に。現在はリバプールでプレーし、世界最高のアタッカーの1人となっている。


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ケビン・デ・ブライネ

モウリーニョはデ・ブライネにほとんどチャンスを与えることはなかった。「彼が僕と話したのは2回だけ」とデ・ブライネが語るように、初めから構想外だったようだ。

出場機会を求めて2015年にチェルシーを離れたデ・ブライネは移籍先のボルフスブルクで才能を爆発させた。年間最優秀選手に選ばれマンチェスター・シティへ移籍すると、イングランドでも圧倒的な活躍を見せている。


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ロメル・ルカク

ルカクがモウリーニョから与えられたチャンスはたったの3試合だった。実力不足と判断された同選手は、2014年にエバートンへ2800万ポンドの移籍金で移籍している。

するとルカクは、モウリーニョの判断が間違っていたことを結果で証明した。現在はインテルでプレーするルカクだが、イタリアの地でも活躍。優勝を目指すチームに欠かせないストライカーとなっている。

名前:菊池大将
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幼少期に父親の影響でミランが好きになりました。アイドルはシェフチェンコ。パッション、データ、経済、カルチャー、サッカーの持つ様々な表情を見るのが好きです。よろしくお願い致します!

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