2018年夏の移籍市場で、史上最高額のGKとしてチェルシーに加入したケパ・アリサバラガ。20代前半と若く、長期的にチェルシーのゴールマウスを守る存在として期待されたが、今シーズンはその期待に応えることができていない。
低調なパフォーマンスが続いたことで、ついにスタメンの座から陥落したケパ。チェルシーはバーンリーのイングランド代表GKニック・ポープを獲得するのではないかとも噂された。しかし、今冬の移籍市場で新たなGKを獲得することはなかった。
ウィリー・カバジェロがケパに変わってゴールマウスを守っているが、同選手はすでに38歳。あまり長い期間の活躍は期待できない。そこで今回はGK大国イタリアに目を向け、チェルシーにお勧めしたいセリエAで活躍する若き実力派GKたちをご紹介する。
アレックス・メレト
クラブ:ナポリ
メレトはウディネーゼ下部組織出身の22歳。2018年夏の移籍市場でナポリへと移籍し、現在は若き守護神として活躍。今シーズンはリーグ戦14試合に出場し、3試合でクリーンシートを記録している。
世界的な知名度はないGKかもしれないが、メレトはイタリア国内で高い評価を受けている。インテルやユベントスといったビッグクラブが獲得に動いているという噂も度々報じられている。
ケパほどの足下やパスの技術ないかもしれない。ただ、メレトには身長193cmとGKとして理想的な身長がある。国際舞台での経験値もある選手だ。
トーマス・ストラコシャ
クラブ:ラツィオ
好調ラツィオのゴールマウスを守るのが、24歳のアルバニア代表GKストラコシャだ。今シーズンはリーグ戦21試合に出場し、6試合でクリーンシートを記録している。
24歳と、GKとしてはかなり若いストラコシャだが、経験は豊富だ。ラツィオでは2016/2017シーズンから主力に定着しており、毎年力をつけている。
リバプールやトッテナムなど、ビッグクラブが獲得に動いていると噂されてきたストラコシャだが、どれも実現はしていない。ビッグクラブの正GKレベルの力を持ったストラコシャの獲得に、動かない手はない。
ジャンルイジ・ドンナルンマ
クラブ:ミラン
セリエAの若手実力派Gkと言えば、ドンナルンマを思い浮かべる人がほとんどだろう。16歳からトップチームでプレーし、すでにセリエA163試合に出場している。その内56試合でクリーンシートを記録しており、3試合に1試合は無失点で試合を終えている。
20歳ながら、イタリア代表の正GKに君臨しているドンナルンマ。足りない部分があるとすれば、チャンピオンズリーグでも経験値くらいだろう。シュートストップの技術や反射神経は、世界的なGKと比べても抜きんでている。足下の技術等も、少しづつではあるが毎年のように改善している
ミラン下部組織出身のドンナルンマ。同クラブにとっては、放出すれば大きな利益を得られる存在であるため、放出の可能性が指摘され続けている選手でもある。チェルシーが獲得できれば、25年間はGKに困らないだろう。
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