セリエA ミラン

新生ミラン、元チェルシーのコンテ監督を招へいを本気で目指す

 ミランは、元チェルシーのアントニオ・コンテ監督の招へいを本気で目指すようだ。31日にイギリス『デイリー・エクスプレス』が報じた。

 2016年にフランスで開催されたUEFA EURO 2016をもってイタリア代表の監督を退任したコンテ監督は、その夏にチェルシーの指揮官として再出発した。同監督にとってプレミアリーグでの指揮は初めてだったものの、見事なマネジメントでチームをリーグ優勝に導いた。

 しかし、昨季はリーグ優勝時のような勢いはなく、結局5位でフィニッシュ。チャンピオンズリーグの出場権獲得には至らなかった。そして今月初めに、チェルシーの監督を解任された。

 そんなコンテ監督に対して、ミランが招へいを目指しているようだ。先日、中国資本からアメリカ合衆国のエリオット・マネジメントに経営権が移り、新たなスタートを切った同クラブは改革を進めており、その一環で監督交代も考えているようだ。

 2011年から2014年にかけてユベントスをリーグ3連覇に導いた経験を持つ同監督は、果たして再びイタリアで指揮を執ることになるのだろうか。注目が集まる。