セリエA

C・ロナウドだけじゃない。今夏のセリエA成功移籍10選

クリスティアーノ・ロナウドのユベントス加入により、これまで以上の注目を集めそうなセリエA。大規模な補強は少ないイメージだが、移籍市場ではプレミアリーグに次いで資金を費やしている。今回は、そんなセリエAの今夏の成功移籍10戦をご紹介する。


ロランド・マンドラゴラ

移籍元:ユベントス
移籍先:ウディネーゼ

21歳になったマンドラゴラは、彼の才能を見せつけ始めている。2015/2016シーズンにペスカーラでチームの欠かせない存在としてプレー。そこに目をつけたのがユベントスだった。ユベントス移籍後にローン先のペスカーラとクロトーネで才能を輝かせたマンドラゴラがついにウディネーゼへと完全移籍。2000万ユーロで買い取れたのはお買い得だ。


フランチェスコ・アチェルビ

移籍元:サッスオーロ
移籍先:ラツィオ

5シーズンに渡ってサッスオーロを支えたアチェルビがラツィオに加入。彼のプロ意識の高さと、精巣ガンを克服した精神力はデ・フライの後釜として信頼に足るだろう。彼の多くの経験がチームに良い影響を及ぼすはずだ。


ジャスティン・クライファート

移籍元:アヤックス
移籍先:ローマ

偉大なレジェンド、パトリック・クライファートの息子が名門ローマの一員となった。アヤックスでは44試合で12ゴールと、19歳ながら才能の片りんを見せている。父親とは異なり、ドリブラーのジャスティン。セリエAでも自身のポテンシャルを発揮できるだろうか。


ダリヨ・スルナ

移籍元:シャフタール・ドネツク
移籍先:カリアリ

クロアチアの実力派DFがカリアリに加入。36歳と、サッカー選手としてはかなり高齢の部類に入るが、彼の経験は非常に価値がある。ウクライナの盟主シャフタール・ドネツクで350試合近くに出場してきた実績は伊達じゃない。ワインのように熟成されている。


ケビン・プリンス・ボアテング

移籍元:アイントラハト・フランクフルト
移籍先:サッスオーロ

セリエA復帰を果たしたボアテング。フランクフルトでDFBポカールを勝ちとり、妻の故郷へ凱旋。ミラン時代にはセリエAで華麗なプレーを披露。復帰を喜ぶサポーターも多い。彼はサッスオーロに新たな風を吹かすだろう。


イバン・ストリニッチ

移籍元:サンプドリア
移籍先:ミラン

ワールドカップでも高いパフォーマンスを発揮した実力派サイドバックがミランの一員となった。攻守に渡って献身さとクオリティを兼ね備えた彼を、フリーで獲得できたのは大きい。リカルド・ロドリゲスの代役としては十分すぎる素材だ。


ラウタロ・マルティネス

移籍元:ラシン・クラブ
移籍先:インテル

20歳にして、すでにアルゼンチン代表デビューを飾っているマルティネスは青と黒のクラブへ。ハビエル・サネッティがいることもあり、チームにはすぐになじめるだろう。リカルド・アルバレスやガビゴルのように才能があることは間違いない。


シモーネ・ベルディ

移籍元:ボローニャ
移籍先:インテル

冬の移籍市場でサッリからラブコールを受けていたベルディだが、今夏にようやくナポリの一員に。ボローニャで62試合に出場し16ゴールを挙げたウィンガーはアンチェロッティの下でどのような選手へと昇華するだろうか。両足でFKを沈めた26歳にも期待がかかる。


ハビエル・パストーレ

移籍元:パリ・サンジェルマン
移籍先:ローマ

フランスの首都を離れ、2500万ユーロでローマに加入したパストーレ。El Fraco(パストーレの愛称でやせっぽちの意)は最優秀若手選手賞を受賞するなど、パレルモで才能を見せつけているだけに、セリエAでの挑戦に不安はないだろう。


ラジャ・ナインゴラン

移籍元:ローマ
移籍先:インテル

セリエA屈指の優秀なミッドフィールダーが恩師のいるインテルに加入した。彼のプレーの幅の広さ、しっかりとしたポジショニング、ボール奪取能力、平均以上の攻撃能力はインテルにとって大きな助けとなるはずだ。チャンピオンズリーグでも間違いなくお世話になるだろう。


名前:菊池大将
趣味:サッカー観戦、映画鑑賞、読書
好きなチーム:ACミラン
幼少期に父親の影響でミランが好きになりました。アイドルはシェフチェンコ。パッション、データ、経済、カルチャー、サッカーの持つ様々な表情を見るのが好きです。よろしくお願い致します!

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