プレミアリーグ チェルシー

サッリ監督就任のチェルシー、夏の移籍市場ターゲットTOP5

チェルシーは今月14日、新監督にマウリツィオ・サッリ氏を招聘したことを正式発表した。契約期間は3年となっている。今夏の移籍市場で積極補強に動くと報じられている同クラブのトップターゲット5名を予想した英紙『sportskeeda』の特集をご紹介しよう。


1.ゴンサロ・イグアイン

移籍確率:60%

英紙『デイリー・ミラー』によれば、チェルシーはアルバロ・モラタとのトレードでゴンサロ・イグアインを獲得しようと画策しているようだ。

イグアインは2014年から2016年にマウリツィオ・サッリ監督のもとプレーしており、選手の特性をよく理解しているだろう。

今年31歳を迎えるベテランだが、それはイグアインの能力を否定する理由にはならないだろう。プレミアリーグでも十分に活躍が見込める。

移籍確率は60%と予想する。ユベントスはモラタに継続的に関心を示している。ユベントスにとってもメリットがあるトレードだろう。


2.ダニエレ・ルガーニ

移籍確率:75%

『プレミアムスポーツ』は、チェルシーがユベントスと移籍金4000万ユーロ(約52億円)でDFダニエレ・ルガーニの獲得に合意したと報じている。この移籍はマウリツィオ・サッリ監督たっての要望であるとみられている。(正式発表はされていない)

獲得が実現すれば、アスピリクエタ、リュディガー、ダビド・ルイス、クリステンセンらを差し置き、ルガーニがサッリ監督の1stチョイスとなるだろう。

ルガーニはエンポリ在籍時にサッリの指導を受けている。ユベントスでの出場機会は限られており、23歳という年齢を考慮すれば移籍を決断する可能性は高い。


3.アレクサンドロ・ゴロビン

移籍確率:70%

英紙『サン』は、アーセナルとチェルシーによるアレクサンドロ・ゴロビン獲得競争が行われていると報じている。ユベントスもゴロビンに興味を示していたが、C・ロナウド獲得によって資金面で苦戦するだろう。

ゴロビンの母親はチェルシーとCSKAモスクワの交渉について「今クラブ間で話が進んでいるが、私たちはまだ詳細を知らない」とコメントしている。

チェルシーは今夏の獲得資金をまだ残しており、ゴロビンのような若手スター選手を獲得することも出来るはずだ。


4.アリソン・ベッカー

移籍確率:60%

アリソンはリバプール、アーセナル、マンチェスター・シティなどプレミアリーグの複数クラブとの交渉が伝えられている。

チェルシーはクルトゥワが退団間近と報じられており、英紙『メトロ』によれば、アリソンが後釜候補に上がっているという。

アリソンはローマで素晴らしいパフォーマンスを披露しており、ロシアW杯でもブラジル代表の正GKとして戦った。

獲得確率は60%ほどだろう。ただ、上記の通りアリソンの獲得はクルトゥワが退団した場合のみだろう。


5.マテオ・コバチッチ

移籍確率:60%

英紙『トークスポルト』によると、マテオ・コバチッチは出場機会の増加を望んでおり、移籍を検討しているという。『スカイ・イタリア』は、チェルシーとトッテナムが獲得を打診していると報じている。

フィジカル的に優れ、テクニックも持ち合わせるコバチッチはプレミアリーグでも十分活躍できるだろう。セスクのようにリーグ全体に衝撃を与えることも不可能ではない。

コバチッチは多くのクラブから興味を示されているため獲得は容易ではない。チェルシーは資金的に余裕があるが、最終的に選手本人が来シーズンにプレーしたいと感じたクラブが移籍先となるはずだ。