ワールドカップ 代表チーム

サウスゲート監督、3位決定戦を前に早くも“地元開催”の2020年を見据える

 イングランド代表のガレス・サウスゲート監督は、早くもその視線の先を2020年欧州選手権に向けている。13日、英『スカイスポーツ』が報じた。

 イングランド代表は14日、ロシアワールドカップ3位決定戦のベルギー代表戦を迎える。しかし指揮官は既に、次の大舞台へのプランを考え始めているようだ。

 2年後の欧州選手権はヨーロッパ中の都市で開催されるが、準決勝と決勝はロンドンのウェンブリースタジアムが会場となる。これについてサウスゲート監督は「ほとんど地元開催のようなもので、最高の大会になるだろう」と語っている。

「選手たちは(イングランドで開催された)1996年欧州選手権や1966年ワールドカップのような経験ができるだろう。全ての人にとって素晴らしいことだ」

 現在の代表選手のほとんどは1996年にはまだ幼かったことに触れたサウスゲート監督は、「彼らは国全体が代表チームを本当にサポートする感覚を知らなかっただろうけど、今はそれが分かったはずだ」と今大会での国民の熱狂ぶりを振り返っている。

 しかし準決勝での敗退のショックは、まだ強く残っているようだ。

「我々はワールドカップ決勝まであと20分のところまで来ていた。あの体験は間違いなく永遠に忘れないだろう」

 ベルギー代表との3位決定戦は、ショックを振り払い次なる大舞台で優勝を目指すための第一歩となる。