ワールドカップ

最多得点は日本を下したあの強豪。国別ゴール数ランキングを一挙紹介

ワールドカップ・ロシア大会も残すところ3位決定戦(イングランド対ベルギー)と決勝(クロアチア対フランス)の2試合となっている。ここまでロシアの地では数多くのゴールシーンが見られており、ゴールデンブーツ(W杯得点王)争いにも視線が集まっている。ただ今回はロシアW杯で生まれたゴールを国別に換算し、2桁以上の得点を挙げたチームを紹介する。


ゴール数5位:フランス

10ゴール

1998年の自国開催以来となる2度目の優勝を狙うフランス代表は、19歳にして10番を背負うキリアン・ムバッペとアトレティコ・マドリードの絶対的ストライカーであるアントワーヌ・グリーズマンがチームの勝利を導く貴重なゴールを挙げている。ベスト16・アルゼンチン戦では両チーム合わせて7ゴールが飛び交う打ち合いとなったものの、ムバッペが2度ネットを揺らしとどめを刺している。


ゴール数4位:ロシア

11ゴール

開幕前の予想では決勝トーナメント進出も微妙と伝えられていたもののベスト8という上々の結果を残した開催国ロシアは、開幕戦のサウジアラビア戦で5得点の圧勝劇を披露し、周囲を驚かせた。中でもレアル・マドリードの下部組織出身のデニス・チェリシェフは4ゴールをマークし、自身の能力を存分に発揮。他にも欧州ビッグクラブから熱視線を集めるアレクサンドル・ゴロビンは開幕戦でFKからゴールネットを揺らすなど、今大会を通じて自身の価値をさらに高めている。


ゴール数2位タイ:クロアチア

12ゴール

チーム全体がハードワークを厭わないクロアチアは、ここまで12ゴールとW杯ファイナリストにふさわしいゴール数を記録している。中でも準決勝・イングランド戦での延長後半にユベントスのFWマリオ・マンジュキッチが挙げたゴールをはじめ、試合を決定づけるのに効果的なゴールが多いような印象を抱くファンは少なくないはずだ。


ゴール数2位タイ:イングランド

12ゴール

1966年の自国開催以来となるW杯優勝は準決勝での敗戦により実現しなかったものの、ガレス・サウスゲイト監督のもと若手主体のチームは周囲の予想を覆す快進撃を見せた。中でもトッテナム・ホットスパーの点取り屋であり、スリーライオンズでも主将を務めているハリー・ケインはここまで6ゴールを叩き出しており、ゴールデンブーツに輝く可能性が非常に高い。


ゴール数1位:ベルギー

14ゴール

ゴール数でトップに立つチームは前線に数多くのタレントを抱えるベルギーだ。マンチェスター・ユナイテッドのFWロメル・ルカクがここまで4ゴールをあげているほか、ナポリのFWドリス・メルテンスやチェルシーのFWエデン・アザール、そして中盤センターではマンチェスター・シティのMFケビン・デ・ブライネと得点感覚に優れた選手が多く、日本代表との一戦でも後半終了間際に得意のカウンターから勝ち越し弾を決めていた。


日本代表は…?

6ゴール(9位タイ)

西野朗監督のもと、セットプレーの練習を綿密に行っていた日本代表は、初戦のコロンビア戦で後半にCKからブレーメンのFW大迫勇也がヘディングシュートでネットを揺らし、勝利をものにした。またレアル・ベティスへの加入が内定していたMF乾貴士はサイドで対戦相手に度々脅威をもたらし、セネガル戦とベルギー戦でゴールを挙げている。


番外編:セットプレーからの得点数トップは…?

イングランド(全12ゴール中9ゴールがセットプレー)

躍進を遂げたイングランド代表は全12ゴール中、セットプレーからあげたゴールがなんと75%にものぼっている。準々決勝・スウェーデン戦で前半にCKにヘディングシュートで合わせネットを揺らしたレスター・シティのDFハリー・マグワイアは今大会において大きな成長を遂げた選手のひとりである。