リーグ・アン パリ・サンジェルマン

マンU、ラツィオMFからPSGのベッラッティにターゲット変更も

 マンチェスター・ユナイテッドは中盤センターの強化に向けてパリ・サンジェルマン(PSG)のイタリア代表MFマルコ・ベッラッティ獲得オファーを提示する構えを見せているようだ。3日、イギリス紙『ザ・サン』が報じている。

 ユナイテッドは今季、プレミアリーグではライバルであるマンチェスター・シティに19ポイント差をつけられ2位に終わったほか、チャンピオンズリーグ(CL)ではセビージャに1分1敗とベスト16で大会を後にしている。そして日本時間19日深夜に行われたFAカップ決勝ではチェルシーに0-1と敗れたため、今季は無冠となっている。

 またユナイテッドの陣容について、この夏でクラブとの契約が切れるベルギー代表MFマルアン・フェライニが退団濃厚と伝えられているほか、フランス代表MFポール・ポグバにはユベントス復帰の噂が絶えない。そして元イングランド代表のMFマイケル・キャリックが今季で現役を退いたため、中盤センターの補強が不可避となっている状況だ。

 その中、ジョゼ・モウリーニョ監督はPSGのベッラッティの獲得を考慮している模様。同選手の獲得には8000万ユーロ(約102億円)を要するものとみられるが、ユナイテッドは満額支払う意思を示すようだ。

 なおユナイテッドはかねてからラツィオのセルビア代表MFセルゲイ・ミリンコビッチ=サビッチに熱視線を送っていると伝えられているが、ラツィオが少なくとも1億ユーロ(約131億円)を要求する構えを見せているため、昨夏にバルセロナ移籍間近に迫ったベッラッティにターゲットを切り替える可能性があるかもしれない。