セリエA ラツィオ

イカルディ、ラツィオとの大一番でインテルでの通算100ゴール達成

 インテルのFWマウロ・イカルディは日本時間21日未明に行われたセリエA最終節・ラツィオ戦で1ゴールをマークし、インテルでの通算100ゴールに到達したようだ。21日、データ分析サイト『Opta』がこれを伝えている。

 最終節前は5位で来季チャンピオンズリーグ(CL)出場へ勝利が絶対条件だったインテルは、スタディオ・オリンピコで4位ラツィオと対戦。前半を1-2で折り返す苦しい展開だったものの、後半にイカルディの同点弾で優位に立つと、試合終了間際の81分にウルグアイ代表MFマティアス・ベシーノが勝ち越しゴールを決め3-2で勝利した。これによりインテルはラツィオと勝ち点72で並び、直接対決2試合で1勝1分としたため、今シーズンを4位で終え、見事2011/12シーズンぶりとなるCL出場を決めている。

 またこの一戦ではイカルディが決めた同点弾が、インテルにおけるセリエA通算100ゴール目となり、クラブ加入後159試合目での達成となった。そして今季の得点ランキングでもラツィオのイタリア代表FWチーロ・インモビーレと並ぶ29ゴールで得点王に輝いている。

 なお同選手は試合後ミックスゾーンでのインタビューにて「ラツィオは良いパフォーマンスを披露していた。しかし我々は結果に結びつける強さと気持ちを見せた」とこの大一番におけるチームのパフォーマンスを誇らしく語っていたようだ。