プレミアリーグ エバートン

MLS行き噂のルーニー、監督解任で一転してエバートン残留か

 エバートンに所属する元イングランド代表FWウェイン・ルーニーは、メジャーリーグサッカー(MLS)への移籍から一転して残留する可能性が出てきたようだ。17日にイギリス『サン』が伝えている。

 昨年の夏、13年ぶりにエバートンへと復帰したルーニー。復帰後最初のシーズンとなった今季は、40試合に出場し11ゴール3アシストという結果だった。

 そんな同選手は、先日MLSのDCユナイテッドへ移籍間近であると報じられた。サム・アラダイス監督との確執による移籍であるのではないかと見られていたが、ここに来て事態が一変しようとしているという。

 その理由は、昨日アラダイス監督が解任されたからである。ロナルド・クーマン体制で始まったエバートンは今季始め、大型補強に見合う成績が出ずに降格圏に沈んでいた。その後同氏を解任してアラダイス監督を招へいし、8位でシーズンを終えることに成功したものの、クラブは監督交代を決断した。

 新体制で再びスタートする事が決定したことにより、ルーニーは少し思い留まったようだ。果たして同選手は来季、どのチームでプレーする事になるのだろうか。動向から目が離せない。