MLS DCユナイテッド

エバートンのルーニー、DCユナイテッド監督が興味認め移籍間近に

 エバートンの元イングランド代表FWウェイン・ルーニーの去就を巡り、アメリカ・メジャーリーグサッカー(MLS)のベン・オルセン監督が同選手獲得への興味を認めたようだ。12日、イギリスメディア『スカイスポーツ』がこれを報じている。

 ルーニーは昨夏にマンチェスター・ユナイテッドからエバートンに復帰。公式戦36試合で先発出場を果たし11ゴールを決めていたものの、わずか1シーズンで古巣に別れを告げ新天地での現役続行の姿勢を打ち出している。またすでに同選手の代理人が現地入りしており、移籍先として最有力候補に挙がっていたDCユナイテッドと2年契約で合意したとも伝えられている。

 一方DCユナイテッドのベン・オルセン監督はクラブの本拠地があるワシントンからソルトレークシティに向けて出発する際、空港にて報道陣の質問に答えており、その中でルーニー獲得への関心を認めた模様。これにより、同選手のMLS挑戦がほぼ確実になったという見方が一気に広まるものとみられる。

 なおベン・オルセン監督は1998年から約10年間に渡りDCユナイテッドの選手としてプレーしており、2000/01シーズンにはノッティンガム・フォレストへのレンタル移籍でイングランドの地に足を踏み入れている。そんな同監督のコメントにより、ルーニー加入の公式発表はすぐ間近に迫っているようだ。