代表チーム コロンビア代表

ミラン、コロンビア代表ファルカオ獲得へある選手とのトレード画策か

 ミランは今夏ASモナコのコロンビア代表FWラダメル・ファルカオ獲得に向け、ポルトガル代表FWアンドレ・シウバ譲渡を検討しているようだ。9日、イタリア紙『トゥット・スポルト』がこれを報じている。

 今年で32歳となったファルカオは今季、公式戦35試合で24ゴールを挙げるなど純生の点取り屋としてチーム内で不動の地位を確立している。また同選手は2020年夏にクラブとの契約が切れ、この時には34歳となることからモナコは放出に動く可能性があるようだ。

 一方ミランのアンドレ・シウバは昨夏にポルトから3800万ユーロ(約49億円)で加入したにも関わらず、今季は18試合の先発出場にとどまっており、ジェンナーロ・ガットゥーゾ監督の構想から外れている可能性が指摘されている。これにより、フットボールリーグ・チャンピオンシップ(イングランド2部)1位でありプレミアリーグ昇格を決めているウルバーハンプトン・ワンダラーズへの移籍が取りざたされているものの、同選手は欧州カップ戦に出場するレベルにあるクラブへの移籍を望んでいると伝えられている。

 そのアンドレ・シウバの移籍先として新たにモナコが浮上しているが、主な背景として同選手とミランが獲得を狙っているファルカオの代理人がともにジョルジュ・メンデス氏であることが挙げられており、交渉がスムーズに進むことが期待されているようだ。果たしてミランは同じ代理人が抱えている顧客同士のトレードを実現させることができるのだろうか。