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フランクフルトMF、DFBポカール準決勝での一発退場で“珍記録”

 アイントラハト・フランクフルトのMFジェルソン・フェルナンデスが日本時間19日未明に行われたDFBポカール(ドイツ国内カップ戦)準決勝・シャルケ戦に出場したものの、プレー時間わずか33秒で退場するハプニングがあった。

 フランクフルトは1987/1988シーズン以来となるDFBポカール制覇に向け、準決勝で名門シャルケと対戦。後半途中まで試合が動かず膠着(こうちゃく)状態に陥っていたものの、75分にフランクフルトのFWルカ・ヨビッチが先制点を叩き出した。

 その直後の78分、フランクフルトはMFオマール・マスカレルに替えてジェルソン・フェルナンデスをピッチに送り出したものの、わずか33秒後にシャルケのドイツ代表MFレオン・ゴレツカにタックルを見舞う。最初はイエローカードを提示されたものの、約2分間に渡るビデオ判定の結果、同選手は一発退場になった。その後10人となったフランクフルトだったが1-0と勝利し、見事2年連続で決勝まで駒を進めている。また先日クラブと2019年まで契約延長したばかりの日本代表MF長谷部誠はこの一戦でフル出場を果たしている。

 なおジェルソン・フェルナンデスの30秒少々という短い出場時間での退場劇は過去のドイツ国内の公式戦ではほとんど例を見ないだけに、同選手は不名誉な形で名を残すことになるかもしれない。