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長谷部誠、引退後のキャリアに言及「引退後は監督のライセンスを取得したい」

 日本代表MF長谷部誠がアイントラハト・フランクフルトと2019年まで契約延長することを公式発表。その長谷部が自身の引退後のビジョンを語った。6日、ドイツ紙『キッカー』が報じた。

 今年で34歳となった日本代表キャプテン長谷部は、今季フランクフルトで本職のボランチだけでなく、センターバックとしても出場。様々なポジションで起用可能なユーティリティ性に加え、同選手のチームメイトに与える模範的部分の影響を高く評価されている。

 そんな、チームに欠かせない存在となっている長谷部だが、今回の契約延長が最後になることを示唆しつつ「キャリアを終えた後は、監督ライセンスを取得したいと思っています。ただサッカースクールで役割を担ったり、アンバサダーなどマーケティング活動を行うことも想像できますね」とキャリアを終えた後は指導者への道へ進むことを明言。

 また、5日のインタビューで首脳陣から模範的な選手として評価を受けていることについて聞かれた長谷部は「僕の考えなんですが、重圧なくして人生は謳歌できないということ。だからぜひ監督を務めたいとは思っていますね」とここでも監督になるビジョンを持っていることを明かしている。

 もしかしたら、数十年後には長谷部が日本代表を指揮しワールドカップへ導く日が来るのかもしれない。