ヨーロッパリーグ プレミアリーグ

ムヒタリアン、今季は絶望的か。“あの”怪我で長期離脱の可能性

 アーセナルはアルメニア代表MFヘンリク・ムヒタリアンを欠いて残りシーズンを戦う可能性が高いようだ。7日、イギリス紙『テレグラフ』がこれを伝えている。

 ムヒタリアンは日本時間6日未明に行われたヨーロッパリーグ(EL)準々決勝1stレグ・CSKAモスクワ戦で先発出場したものの、膝を負傷し61分に途中交代。試合翌日にクラブの精密検査を受けており、今週末には詳細な結果が出るものとみられるが、どうやら状況は思わしくなさそうだ。

 クラブを率いるアーセン・ベンゲル監督は翌日の会見で同選手の怪我について「彼は検査を受けたが、膝の靭帯を損傷しているようだ。数週間の離脱になる恐れがある」とコメント。ムヒタリアンの今季中復帰に対して厳しい見方をしている。

 アーセナルは現在リーグ戦で4位トッテナム・ホットスパーから13ポイントも下回る6位に甘んじていることから、来季のチャンピオンズリーグ復帰を目標にEL制覇に集中している模様。ただムヒタリアンの負傷離脱に加え、ガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤンがUEFAの大会規定によりELへの出場が認められていないことから、今後の戦いに不安を残している。なお、ベンゲル監督はEL準々決勝2ndレグ・CSKAモスクワ戦ではムヒタリアンの代役としてFWダニー・ウェルベックとFWアレックス・イウォビのいずれかを起用する方向で検討しているようだ。