プレミアリーグ マンチェスター・ユナイテッド

モウリーニョ、サンチェス効果でのラッシュフォード出場数減少可能性を否定

 ジョゼ・モウリーニョ監督は間違いなく名将である。しかし若手育成に関して言えばあまり評判はよくない。これを同監督が“自虐的”ブラックジョークで否定している。31日、英紙『ザ・サン』が報じている。

 モウリーニョ監督の若手育成に関しての一番の批判は同監督が若手選手を試合に出さないというものだ。イングランド代表FWマーカス・ラッシュフォードに与えられる機会が少ないと批判されることも多い。そしてチリ代表FWアレクシス・サンチェス獲得によってそれがさらに減るのではとの声が上がっている。

 しかしモウリーニョ監督はそうであるとは考えていないようだ。むしろその逆でラシュフォードがチームにとってとても重要であると考えている。

「彼はファン・ハールさんが起用し始めたんだけど、それはチームに問題があり、ほかのオプションがない時だった」

「そして、“子供たち(若手選手たち)を殺す怪物”がここにきた。だが彼はそれからずっとプレイしている」

 こうモウリーニョ監督は自虐的に自身を表現した。それはもちろん回りの批判に納得がいっていないからである。同監督はこう続けている。

「彼は全試合に出場している。たとえそれが先発でなくても、そしてストライカーとして、もしくは左ウィングか右ウィングとポジションがかわったとしてもね。そして彼は代表にも召集された」

 周知の事実だがモウリーニョ監督は唯我独尊的なキャラクターである。そして自身の仕事に誇りをもち、もしそれを批判されたらなるべき論理的に反論する。実際、同選手はなんらかの形で全試合出場を果たしている。

「彼は今とてつもない経験をつんでいるだ。彼には輝かしい未来が待っている。そして周りにこの素晴らしい選手たちがいることは彼にとって助けにしかならない