ラ・リーガ アーセナル

世界で最も“大金を動かした男”たち。サッカー史、累積移籍金トップ10

8位:フアン・ベロン(9860万ポンド)

マンチェスター・ユナイテッド時代のフアン・ベロン 写真提供:Getty Images

名前:フアン・セバスティアン・ベロン
年齢:42(2017年5月26日 現役引退)
移籍回数(移籍金発生時のみ):6
主な移籍
・サンプドリア⇒パルマ(1998年7月1日 1488万ポンド)
・パルマ⇒ラツィオ(1999年7月1日 2550万ポンド)
・ラツィオ⇒マンチェスター・ユナイテッド(2001年7月1日 3621万ポンド)
・マンチェスター・ユナイテッド⇒チェルシー(2003年7月1日 1828万ポンド)

 アルゼンチンのエストゥディアンテスでプロデビューしたベロンは1996年夏にサンプドリアへ移籍。そのサンプドリアで2年過ごした後の1998年夏、当時大型補強を敢行していたパルマに加入すると、同じアルゼンチン代表で親交の深いクレスポとともに1998/1999シーズンのUEFAカップ制覇に大きく貢献する。その後当時パルマと同様に大型補強に乗り出していたラツィオで2年在籍し、2001年夏に当時のプレミア史上最高額である約50億円でユナイテッドに加入するも本来の力を発揮できず、2003年にチェルシーに移籍してラツィオ時代以来クレスポとの再会を果たす。その後はインテルを経てエストゥディアンテスに復帰。2014年には41歳にしてクラブ会長から現役復帰を果たしたが、今年5月に3度目の現役引退を決断している。

7位:ルイス・スアレス(9904万ポンド)

リバプール時代のルイス・スアレス 写真提供:Getty Images

名前: ルイス・アルベルト・スアレス・ディアス
年齢:30
移籍回数(移籍金発生時のみ):4
主な移籍
・アヤックス⇒リバプール(2011年1月31日 2253万ポンド)
・リバプール⇒バルセロナ(2014年7月11日 6946万ポンド)

 2006/2007シーズンにオランダのフローニンゲンで欧州キャリアをスタートさせ、翌シーズン強豪アヤックスに加入したスアレスは、そのアヤックスで公式戦159試合出場し111ゴールと華々しい結果を残す。2010/2011シーズン冬にリバプールへ約30億円で移籍すると、プレミア制覇にあと一歩及ばなかった2013/2014シーズンにリーグ戦で31ゴールをあげるなどチームを牽引。その後ワールドカップでの「噛み付き行為」を受けて4か月出場停止処分を科せられたものの、バルセロナがクラブ史上最高額となる約111億円で獲得している。

ページ 2 / 5