【F2】北九州が首位の横浜を撃破! 今季初の5連勝を飾る

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[12.15 F2第13節 横浜 1-5 北九州 平沼記念]
Fリーグ・ディビジョン2は15日、第13節を各地で行い、横浜市平沼記念体育館では首位のY.S.C.C.横浜と3位のボルクバレット北九州が対戦した。試合は5-1で北九州が勝利している。

前節、首位に立った横浜は、勝てば優勝に大きく近づく一戦。大一番に向けてGK鈴木陽太、FP高橋健、FP滝沢拓也、FP廣戸大志、FP稲葉洸太郎が先発に名を連ねた。注目のJリーガー、FP吉田明生はベンチスタートとなった。一方、クラブ初の5連勝をかけた北九州は、GK村山竜三、FP安嶋健至、FPウーゴ・サンチェス、FP小林謙太、FP松永翔がスターティングファイブに入っている。

立ち上がり両チームが主導権を奪い合う中で、先制したのはホームの横浜だった。左サイドでキックインを得ると、FP宿本諒太のキックインがゴール前のDFに当たってコースが変わり、ゴールに決まる。

先制された北九州だったが、早い時間帯の失点にも動じずに試合に戻る。3分に相手GKのパスをカットした安嶋がゴールを狙うなど、チャンスを作り始める。前半5分には、FP渡辺大輔のゴールで同点に追いつく。ここから両チームがチャンスを作りあう展開になる。北九州は、ウーゴを中心としたボール回しで、横浜は高い位置でのプレスから決定機をつくるが、2点目は決まらない。

そんな中で試合を動かしたのは、北九州だった。前半8分にウーゴのロングフィードを受けたFP米村尚也がシュートを突き刺して逆転する。横浜も10分には稲葉のパスを受けたFP井原智のシュートがポストをたたく場面があったが、追い付くことはできない。

前半14分に横浜は、吉田がピッチに入る。ここでルールを把握していなかったのか、吉田のバックパスから間接FKを北九州に与えてしまう。北九州はこのチャンスを逃さずにゴールを決め、点差を2点に広げた。

さらに前半終了間際にも、GK村山からのロングボールを相手の背後で受けた安嶋が、トラップからスーパーゴールを決めて4点目を奪った北九州が、前半を3点リードで折り返した。

後半の立ち上がり、横浜の反撃をしのいだ北九州は、5分にウーゴがボールを運ぶと、最後は松永がこぼれ球をゴールに押し込み、5点目を奪う。そこからさらに立て続けにチャンスをつくったが、シュートが枠を捉えられなかった。後半6分にも、小林が立て続けに決定機を得たがシュートをGK鈴木に止められて得点はできない。

後半6分、横浜は早くもパワープレーを開始する。しかし、北九州の堅い守りを崩せないまま、時間が過ぎていった。残り5分を切ると、北九州もGKを村山からGK川島大輝に変更し、GKを含めた5人で攻める時間をつくる。このまま試合は終了し、北九州が5-1で勝利を収めている。