Jリーグ 町田ゼルビア

テテ・イェンギ、町田ゼルビア完全移籍後に退団?「ビッグクラブの獲得候補」

テテ・イェンギ 写真:アフロスポーツ

 FIFAワールドカップ北中米大会のオーストラリア代表FWテテ・イェンギは、スコットランド1部リヴィングストンFCから町田ゼルビアへ期限付き移籍しているが、近日中にも完全移籍へ移行する模様。町田に残留するとみられていたが、ここに来て中東移籍の可能性が取りざたされている。

 完全移籍移行の可能性は、英メディア『デイリーレコード』が5日に報道。買い取りオプションの設定額は「6桁(数十万ポンド)」とみられ、記事には「町田ゼルビアは、W杯オーストラリア代表メンバーに選出されたテテ・イェンギの契約に含まれる買取条項を行使する予定」と綴られている。

 J1百年構想リーグ15試合の出場で3ゴールを挙げるなど、日本で完全復活し、W杯代表メンバーに滑り込んだイェンギだが、中東メディア『koora break』は12日に「彼が今夏の移籍市場でサウジアラビア国内複数クラブのリストに入っている」とリポート。サウジアラビアで人気である理由をこう伝えている。

 「来季の国内大会および大陸大会で競争力を高めるため、高い身体能力と技術を備えた攻撃陣の補強計画の一環として注目しているという。現時点では正式なオファーは提示されていないものの、サウジアラビアのクラブのスカウト陣は継続的に同選手を視察しており、日本のクラブとの契約状況の推移を注視している」

 「イェンギの将来には複数の可能性が残されている。町田完全移籍で獲得するオプションを保有している。町田の最終判断が、Jリーグ残留か新天地への移籍かを左右する重要な要素となる」

 「彼はAFCチャンピオンズリーグエリートでの活躍によって大きな注目を集めた。準々決勝ではサウジアラビアのアル・イテハド戦で決勝点を決め、チームを準決勝進出へ導く重要な役割を果たした。決勝戦にも出場し、アジアの舞台で存在感を示したことで市場価値を高め、この夏にビッグクラブの獲得候補の一人として名前が挙がるようになった」

 「身長1メートル97センチの長身に加え、優れたフィジカルとペナルティーエリア内でのプレー能力、空中戦の強さを兼ね備えている。こうした特徴により、移籍市場で異なるタイプのストライカーを求めるクラブからの関心が高まっている」

 町田が完全移籍により獲得し、その上で高額オファーが届き次第、放出に応じる可能性も考えられる。今後、正式オファーが届くかどうか注目が集まる。