ヨーロッパの2024/25シーズンがスタートし、各国のメディアでは移籍した選手や注目選手をリストアップするさまざまな企画が行われている。
そんな中、アメリカ大手のスポーツ局ESPNが「ヨーロッパのトップ5リーグで注目すべきブレイクアウト選手」と題し注目選手をリストアップ。その中に、今夏ベルギー1部のシント=トロイデンからイタリア1部パルマに移籍した日本代表GK鈴木彩艶が選ばれている。
「若いキャリアで、すでにAFCチャンピオンズリーグ、天皇杯、Xeroxスーパーカップを制覇している」と日本での実績に触れつつ、「昨年夏マンチェスター・ユナイテッド(イングランド1部)はJ1の浦和レッズにバックアップGKとしてのオファーを出したが、ベルギーのシント=トロイデンに移籍しヨーロッパでの経験を積んだ」と、紹介されている鈴木。
また、「ガーナ系アメリカ人の父と日本人の母の間にアメリカで生まれた。16歳のときに浦和史上最年少でプロ契約を結び18歳でJ1デビュー。A代表だけでなく、さまざまなユースレベルの日本代表を経験している」と、生い立ちや代表活動に関しても説明されている。
最後に「このまま順調にいけば将来は日本代表の正守護神になるだろう。セリエAでのデビュー戦では、フィオレンティーナ(イタリア1部)と1-1で引き分けた際に、いくつかのビッグセーブを披露。また、得点につながるシーンでも素晴らしいプレーを見せた。唯一の失点はボックス外からの強烈なフリーキックによるものであったが、それ以外の場面では安定した守備を披露した」と、高評価を受けた。
強固な守備を誇るイタリアの地で、鈴木は一体どのような成長を遂げるのか?国内のみならず海外のメディアからも熱視線を注がれているようだ。
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