広島・川村拓夢、J1日本人選手の市場価値上昇率で1位！浦和・伊藤敦樹も急騰

　今月23日のサンフレッチェ広島対浦和レッズ（エディオンピースウイング広島）で幕が開けた2024シーズンの明治安田J1リーグ。開幕日にあわせて、ドイツ発の移籍専門サイト『トランスファーマルクト』がJ1でプレーする選手の市場価値を更新したが、日本代表MF伊藤敦樹（浦和）とMF川村拓夢（広島）の上昇率が顕著だ。

　同サイトによると、伊藤は代表戦やAFCチャンピオンズリーグ（ACL）、クラブW杯の舞台に立ったこともあり、100万ユーロ（約1億6300万円）から130万ユーロ（約2億1200万円）と大幅アップ。ただ日本人選手の中で最もアップ率が高かったのは川村の50%。広島の中心選手として活躍し、今年1月1日の国際親善試合タイ戦で代表初ゴールを挙げたこともあり、80万ユーロ（約1億3000万円）から120万ユーロ（約1億9600万円）にまで跳ね上がっている。

　また市場価値がアップした日本人選手では、日本代表GK大迫敬介（広島）が120万ユーロから140万ユーロ（約2億2800万円）に。一方で昨季22ゴールでJ1得点王のFW大迫勇也（ヴィッセル神戸）は33歳という年齢もあり、90万ユーロ（約1億4700万円）から80万ユーロとやや価値を下げている。

　なおクラブ別の市場価値では、伊藤やDFマリウス・ホイブラーテン（120万ユーロ）、DFアレクサンダー・ショルツ（200万ユーロ：約3億2600万円）を抱える浦和が、2500万ユーロ（約40億8000万円）と突出。元日本代表選手を多く抱える神戸が1800万ユーロ（約29億3000万円）で2位となっている。

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J1でプレーする日本人選手の市場価値トップ10

1位 鈴木優磨（鹿島アントラーズ）：3億2600万円

2位タイ 武藤嘉紀（ヴィッセル神戸）：2億6100万円

2位タイ 細谷真大（柏レイソル）：2億6100万円

4位 樋口雄太（鹿島アントラーズ）：2億4500万円

5位 大迫敬介（サンフレッチェ広島）：2億2800万円

6位タイ 脇坂泰斗（川崎フロンターレ）：2億1200万円

6位タイ 伊藤敦樹（浦和レッズ）：2億1200万円

6位タイ 毎熊晟矢（セレッソ大阪）：2億1200万円

9位タイ 荒木隼人（サンフレッチェ広島）：1億9600万円

9位タイ 川村拓夢（サンフレッチェ広島）：1億9600万円

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