ガンバ大阪は今月20日に行われた明治安田生命J1リーグ第14節で、横浜F・マリノス相手に0-2と敗北。この一戦ではG大阪所属FWイッサム・ジェバリのクロスに対する横浜FM所属DFエドゥアルドのハンド疑惑を巡り議論が白熱。23日公開のDAZN制作番組『Jリーグジャッジリプレイ』で特集されているが、同番組でのG大阪登場回数が話題に。J1最下位であるだけに、サポーターから審判の向上を求める声が沸き起こっている。
パナソニックスタジアム吹田開催の横浜FM戦では、56分にジェバリが左サイドからドリブルで駆け上がると、ゴール前へ走りこんだMF石毛秀樹へクロスを供給。これをペナルティエリアまで戻っていたエドゥアルドがスライディングでカット。ボールはエドゥアルドの左手に当たっているように見えたが、VAR(ビデオアシスタントレフェリー)介入の末にハンドはないと判定された。
また37分にDF永戸勝也のフリーキック(FK)から失点したシーンでは、FKの位置がファウルのあった場所よりも10メートルほどG大阪のゴール寄りだという意見が噴出。さらにMFファン・アラーノがDF畠中槙之輔からスライディングタックルを受けたシーンについても、様々な意見が飛び交っていた。
そんな中、『Jリーグジャッジリプレイ』では元日本代表の大久保嘉人氏や元北朝鮮代表の鄭大世氏、それに元Jリーグ審判員の家本政明氏がジェバリのクロスに対するエドゥアルドのプレーについて解説している。
同番組は、今季J1リーグ開幕から13回にわたり配信。G大阪の試合で起きた事象が13回中8回も扱われており、登場回数がJ1所属クラブで最多。くわえて大半がG大阪に不利な判定のものだ。
それだけにG大阪サポーターから「こんなに多く疑惑の判定が出ることはすごく残念」、「ジャッジがノンストレスで見れる試合が半分以下って流石に異常」と不満が噴出。
「もはやガンバ大阪のコーナー作った方がいいレベル」、「DAZNはガンバ大阪に出演料を払ってほしい」という声があるほか、「審判の能力低いから、微妙なプレーは全部VARで確認してほしい」、「ちゃんとしたレフェリングしてくれ」と審判批判も沸き起こっている。
なお今月14日に行われた浦和レッズ対G大阪では、前半終了間際にDF福岡将太がFW興梠慎三のクロスをブロックした際、ボールが手に当たっていたとしてVARが介入。結果ペナルティエリアでのハンドをとられ、PKから同点ゴールを許していた。
それだけにツイッター上では、福岡のハンド判定とエドゥアルドのハンド疑惑を比較する動画が拡散。G大阪サポーターのみならず、Jリーグファンから様々な意見があがっている。
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