新型コロナウイルスとインフルエンザに同時に感染する患者が流行していることにより、「フルロナ」という新たな用語がテレビ朝日をはじめ大手メディアで報じられている。そんな新型コロナウイルス関連報道に対してSNSでは疑問の声が沸き起こっているほか、FIFAワールドカップ・カタール大会のポルトガル代表候補であるFWクリスティアーノ・ロナウド(37)の略称である「クリロナ」との酷似も指摘されている。
気温の低下とともに季節性インフルエンザと新型コロナウイルスの同時流行が懸念される中、同時感染するケースが先月から増加。40℃近くの高熱に苦しめられる患者もいる中、専門家は「フルロナ」による重症化のリスクに対する警戒や早期のワクチン接種を大手メディアを通じて呼びかけている。また今月10日にはテレビ朝日の報道番組でも「フルロナ」が取り上げられている。
するとツイッターでは、「フルロナ」という新たなワードが登場したことに対して「略す必要あるか?」、「メディアによる煽りの常套手段」、「恐怖を煽るなよ」といったメディア報道に対する批判が噴出している。
これにくわえて「なんか背番号7の凄いサッカー選手みたいになっている」、「クリロナと勘違いした」、「クリロナみたいな略し方するな」といったコメントも殺到。ロナウドの画像を交えて皮肉を込めた投稿も多く見られるなど「クリロナ」がトレンド入りしている。
さらにサッカー元日本代表のFW森本貴幸(34)もテレビ朝日による「フルロナ」の報道に反応。「なんか色々凄いな、見極め見極め」と投稿している。
カタールW杯開幕まで残り2週間を切る中、日本国内では依然として新型コロナウイルス関連報道への関心が高いままだ。
コメントランキング