Jリーグ ヴィッセル神戸

鹿島元監督・石井正忠招へいのタイ強豪、元神戸マシカの獲得発表!契約期間は…

ヴィッセル神戸 写真提供: Gettyimages

 タイ1部の強豪ブリーラム・ユナイテッドは、かつて鹿島アントラーズや大宮アルディージャを率いていた石井正忠氏の招へいにつづき、今年8月までヴィッセル神戸でプレーしていたケニア代表FWアユブ・マシカ(29)の獲得も公式発表した。

 同選手は昨年10月に中国スーパーリーグの北京人和を退団して無所属状態となっていた中、今年3月にヴィッセル神戸へ加入。4月17日に開催された明治安田生命J1リーグ第10節・湘南ベルマーレ戦でデビューすると、翌週に行われた第11節・鹿島アントラーズ戦では先発出場。しかし、その後は三浦淳寛監督のもとリーグ戦でスタメンに名を連ねることはなく、8月中旬に双方合意のもと契約解除に至っていた。

 そんなマシカはヴィッセル神戸退団後、日本国外でトレーニングに励む自身の姿をインスタグラムを通じて定期的に発信していた。その中、同選手をはじめ複数選手のエージェント業務を手掛ける『JC Player management-Sports』が先月15日にインスタグラムを更新。マシカの新天地について「(タイ1部の)ブリーラム・ユナイテッドと1年半の契約を交わした」と言及していたが、ブリーラム・ユナイテッドも今月2日になって公式発表している。

 なお、これまで7度のリーグ優勝をほこるブリーラム・ユナイテッドは、今季ここまで勝ち点32を獲得。先月28日開催の第15節・チュンライ・ユナイテッド戦で1-0と勝利したことにより、バンコク・ユナイテッドと勝ち点「32」で並んで首位に立っている。

 ただ、先月6日の第11節・BGパトゥム・ユナイテッド戦から第13節・チョンブリー戦までの3試合で1分2敗と上位陣との戦いで結果を残せなかったことから、クラブ首脳陣は監督交代を決断。アレシャンドレ・ガマ監督を解任し、今季途中までタイ1部のサムットプラーカーン・シティFCで指揮を執っていた石井正忠氏の招へいに踏み切っている。