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伊東純也の途中交代にブーイングの嵐…指揮官は「ハーフタイムの時点で…」

伊東純也 写真提供: Gettyimages

 KRCヘンクに所属する日本代表FW伊東純也(28)は24日、ジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー1部)第12節・KAAヘント戦に先発出場したものの、後半途中で交代となった。この交代に現地のサポーターは不満を募らせているようだ。ベルギーメディア『VOETBAL』が伝えている。

 伊東純也は右ウイングを主戦場に今季ここまで全試合で先発出場し、1ゴール6アシストをマーク。先月16日開催のUEFAヨーロッパリーグ(EL)グループステージ第1節・ラピッド・ウィーン戦から公式戦4試合つづけてゴールをアシストするなど好調を維持していたが、チームは今月の公式戦4試合にすべて敗れていた。

 その中で迎えたKAAヘント戦では43分に先制ゴールを献上。そして60分にはPKから追加点を奪われると、伊東純也は67分でピッチを後にしている。ただ、サポーターからは同選手の途中交代を決断したヨン・ファン・デン・ブロム監督に対してブーイングを浴びせるとともに、「イトウ!」と連呼。ビハインドの状況における主力選手の途中交代に不満を爆発させている。

 指揮官は試合後、メディアインタビューにおいて伊東純也の交代について質問を受けると「私はイトウの大ファンだ。普通ならば彼を(試合途中で)ベンチへ下げることはない。ただ、ハーフタイムの時点で彼はすでに厳しい状況だった。プレーを続けられるのか怪しかった」とコメント。前半にコンディション面で不安を抱えたことを明かしている。

 なお、KRCヘンクは伊東純也の途中交代後にも1点を奪われ、0-3と完敗。公式戦5連敗を喫している。また、第12節終了時点で勝ち点17の獲得にとどまっており、首位のロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズとは8ポイント差を付けられている。