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鎌田大地にミラン移籍の噂が!今夏オファー届かず残留も…

鎌田大地 写真提供:Gettyimages

 日本代表MF鎌田大地(25)は、今夏プレミアリーグ移籍が噂されていたが、アイントラハト・フランクフルトに残留していたが、今度はミランが移籍先候補に浮上しているようだ。24日、スペインメディア『Fichajes』が伝えている。

 鎌田大地は昨夏にフランクフルトと2023年6月までの新契約を締結すると、昨季は攻撃陣の主力として公式戦30試合に先発出場して5ゴール15アシストをマークしていた。また、今夏にはトッテナム・ホットスパーやセビージャが移籍先候補にあがっていたほか、8月下旬には代理人がプレミアリーグの複数クラブに同選手の獲得を提案していると報じられていた。

 しかし、同選手のもとに正式なオファーは届くことなく残留。今季は本来のパフォーマンスを発揮できずにいると、先月25日開催のブンデスリーガ第6節・ケルン戦から4試合つづけてベンチスタートに。ただ、今月21日開催のUEFAヨーロッパリーグ(EL)グループステージ第3節・オリンピアコス戦では先発出場すると、今季初ゴールをマークしていた。

 一方、ミランは今季セリエAでは9試合を終えて8勝1分と好調を維持。しかし、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージではリバプール、アトレティコ・マドリード、ポルトとグループBで同居する中、3戦3敗と早くもベスト16入りが厳しい状況となっている。

 そのミランにおいては、スペイン代表MFブラヒム・ディアス(22)が今月15日から新型コロナウイルス陽性反応により自主隔離を余儀なくされている。『Fichajes』はディアス不在時に中盤の攻撃的ポジションにおけるクオリティの低下が顕著に現れていることから、ミランが同ポジションで補強に動く可能性があると主張。候補のひとりに鎌田大地が入っていると伝えている。

 なお、鎌田大地の市場価値は2500万ユーロ(約33億円)にのぼるものとみられる。フランクフルトでようやく本来の調子を取り戻し始める中、同選手の周囲が再び騒がしくなりつつあるようだ。