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「恩返ししたい」冨安健洋が同い年のアーセナル同僚に感謝!「変化に慣れる必要が…」

冨安健洋 写真提供: Gettyimages

 アーセナルに所属する日本代表DF冨安健洋(22)は、すでに右サイドバックのレギュラーとして安定感抜群のパフォーマンスを発揮している。そんな冨安健洋は、チームメイトであるノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴール(22)と良好な関係を築いているようだ。23日、ノルウェーメディア『TV2』が伝えている。

 冨安健洋は今夏にボローニャからアーセナルへ完全移籍。先月7日開催のFIFAワールドカップ・カタール大会のアジア最終予選・中国戦から中3日という過密スケジュールのもと、プレミアリーグ第4節・ノリッジ・シティ戦で先発メンバーに名を連ねてデビュー。右サイドバックで好フォーマンスを披露すると、その後はトッテナム・ホットスパーとのダービーマッチをはじめここまでリーグ戦全5試合にフル出場している。

 また、冨安健洋は22日開催のプレミアリーグ第9節・アストン・ビラ戦でもフル出場。チームは3点リードで迎えた終盤にゴールを許したが、相手の反撃を断ちきり3-1と勝利。これにより、同選手の加入以降はリーグ戦6試合連続無敗としている。

 アーセナルの守備陣にとって貴重な存在となっている冨安健洋だが、同い年であるウーデゴールについて「彼はとても賢い選手ですし、ピッチ内でチームをとても助けてくれています。僕個人はピッチ外でも彼にはものすごく助けてもらっていますし、恩返ししたいですね。彼とは良い関係を築いていますよ」

 「僕はピッチ内と同じく、ピッチ外での変化にも慣れる必要があった。(イングランドでは、)天気をはじめ様々なことがこれまでの生活で慣れていた環境とはあまりにも異なっていたけど、(彼のおかげで)うまくいっていますよ」とコメント。攻撃陣の中心選手であるウーデゴールのおかげでここまで順調に物事が進んでいることを明かしている。

 そして、アストン・ビラ戦でのパフォーマンスについては「アストン・ビラ戦でチーム全体としてとても良いプレーができましたし、僕個人はひとりのディフェンダーとしてうまく守備ができたと思っています」と語った。

 なお、ウーデゴールは昨季終了後にレンタル期間満了により一旦レアル・マドリードへ復帰。しかし、カルロ・アンチェロッティ監督の構想から外れると、8月に完全移籍という形でアーセナルへ再加入。今季はここまでリーグ戦で6試合に先発出場している。