明治安田生命J2リーグのFC琉球は2日、ベトナムVリーグ(ベトナム1部)のサイゴンFCとアジアストラテジックパートナーシップ契約を締結したことを公式発表している。
FC琉球は2018シーズンに金鍾成監督のもとでJ3リーグ優勝、クラブ史上初となるJ2リーグ昇格を果たすと、2019シーズンはJ2リーグ初参戦ながらも14位、そして昨季は勝ち点50を獲得したものの16位に終わっていた。一方、サイゴンFCは2020シーズンのリーグ戦で3位という結果に終わったこともあり、今オフは積極的な補強を展開。日本人選手では元日本代表MF松井大輔やFW高崎寛之、MF苅部隆太郎を獲得したほか、前レノファ山口監督の霜田正浩氏をシニアアドバイザーに招へいしている。
サイゴンFCは昨年5月に明治安田生命J1リーグに所属するFC東京との提携を公式発表しているが、今回新たにFC琉球との連携することにより、さらに日本サッカー界との繋がりが色濃くなっている。また、FC琉球は今回の提携により、将来的にベトナム人選手の受け入れを行う姿勢を打ち出している。
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