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バルベルデ、バルサにラストメッセージ!「支えてくれた全員に感謝」

写真提供:Gettyimages

 14日、バルセロナはエルネスト・バルベルデを解任し、キケ・セティエン氏が新監督に就任することを発表した。解任されたバルベルデ監督は同クラブに最後のメッセージを残した。同日、バルセロナの公式サイトが伝えている。

 バルベルデはバルセロナで2年半に渡り監督を務め、ラ・リーガとカップ戦で4つのタイトルを獲得している。同監督は、「私のバルセロナの監督としての時代は終わりを告げました。この2年半は、始まりからとても緊張感の高いものでした」と振り返っている。

 さらにバルベルデは、ジョセップ・マリア・バルトメウ会長や選手など、バルセロナに関わった全ての人に感謝を述べている。

            エルネスト・バルベルデ

 

「私のFCバルセロナの監督としての時代は、終わりを告げました。この2年半は始まりから、とても緊張感の高いものでした。この間、私は、勝利やタイトルを祝い、とても幸せな瞬間を生きることができましたが、同時につらく困難な時期もありました。しかしながら、そういった全てを超えて、ここで生きた経験
とこの時代に皆さんから注いで頂いた愛情が何よりの経験でした。

この間、ずっと私にこのチームを率いる機会を与えてくれ、信頼してくれたジョセップ・マリア・バルトメウ会長及びフロントの皆様に感謝したく思います。また、クラブでこの2年半の間、私を支えてくれた全ての人たちの支援、とりわけ、トップチームで働き、私の周囲にいて、シウダ・デポルティーバ、遠征での日々を分かち合った人たちに感謝を述べたく思います。

当然のことながら、一緒に4回ものタイトルを祝うことを導いてくれた選手たちの努力とその仕事にも感謝したく思います。今後、世界中の幸運がみんなに訪れますように、同様に新監督、キケ・セティエンがその幸運に恵まれますように、望んでいます。全員に感謝を込めて



ビスカ・バルサそしてビスカ・カタルーニャ!」



 バルセロナは、今季のリーガで12勝4分け3敗で2位のレアル・マドリードと得失点の差で首位に位置している。しかし、スーペルコパ・デ・エスパーニャ(スペインスーパー杯)の準決勝でアトレティコ・マドリードに敗れたことがバルベルデ監督の解任に繋がったとされている。今後、同監督はどのチームで指揮を執ることになるのだろうか。