
町田ゼルビア所属の元日本代表DF中山雄太に中東移籍の可能性が浮上。サウジアラビア1部アル・イテファクからの関心が報じられている。同クラブは先日、セレッソ大阪からアーサー・パパス監督を引き抜いているが。新シーズン開幕を前に給与未払い問題が発覚。中山の去就に影響を与えそうだ。
中山がアル・イテファクへ移籍する可能性は、サウジアラビア紙『アッシャルクル・アウサト』が3日に報道。「交渉は始まったばかり」「最終合意には至っていない」などと交渉の進展具合もあわせて伝えているが、正式オファーの有無や同クラブが用意している移籍金額などには触れていない。
一方でサウジアラビアメディア『アッリヤーディヤ』によると、アル・イテファク関係者は「クラブは財政難に陥っている。財務基準の要件を満たしているにもかかわらず、複数選手への給与支払いが4か月間遅れている」と、給与未払いの実態を告白。
関係者によると、複数の選手がここ数日、国際サッカー連盟(FIFA)の規定に基づき、未払いが続いた場合には一方的に契約を解除する意向をクラブ側に通達。クラブ経営陣は事態の収拾を図っており、新シーズン開幕前にチームの安定を損なう法的トラブルを回避するため、今後、給与問題の解決に向けて取り組んでいるいう。
アル・イテファクの財政状況を巡っては、サウジアラビアメディア『aawsat』が7月23日の時点で、関係者から入手した情報として「今夏の移籍期間で必要な財務適格証明を取得できない危機に直面している」とリポート。
コソボ代表ベルサント・セリナら一部の新戦力が公式発表のないままトップチームのキャンプに参加しており、公式戦でプレーできない可能性が指摘されている。
こうした現状を踏まえると、中山がアル・イテファクへ完全移籍することによるリスクは大きい。給与未払いの実態が明らかになっただけに、選手サイドが同クラブとの交渉を打ち切る可能性も考えられる。
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