Jリーグ

2026夏の移籍、戦力ダウンが心配なJ2クラブ3選

島村拓弥 写真:アフロスポーツ

2位:横浜FC

IN(新加入)

  • 佃颯太(KAAヘントへの期限付き移籍より復帰)
  • 島村拓弥(柏レイソルより期限付き移籍)
  • 清水悠斗(FCティアモ枚方への期限付き移籍より復帰)

OUT(移籍・退団)

  • 鈴木準弥(レノファ山口へ期限付き移籍)
  • 森海渡(モンテディオ山形へ完全移籍)
  • 室井彗佑(愛媛FCへ完全移籍)
  • 佐藤颯真(SC相模原へ期限付き移籍)
  • ヤクブ・スウォビィク(水戸ホーリーホックへ期限付き移籍)
  • 宮田和純(ロアッソ熊本へ期限付き移籍)
  • 高橋友矢(CDセロリセンスへ期限付き移籍)

新シーズンは昇格候補の1つに数えられる横浜FC。残念ながら百年構想リーグではJ2の中で12番目と低迷したが、所属する外国籍選手の質や百年構想リーグ中も際立った得点力の高さにおいては間違いなくJ2トップクラスに入るだろう。

しかし、今夏の移籍においては他クラブと比較するとやや遅れをとった印象。2023年にJ2ロアッソ熊本でブレイクしたMF島村拓弥の獲得こそ叶ったが、ここまでは戦力の流出が目立つ結果となっている。

選手層という面では、前線の日本人選手の流出が目に付く。横浜FCへ加入後、必ずしも出場機会が多くはなかったとはいえ、FW森海渡とFW室井彗佑の移籍は痛手と言える。主軸があくまで外国籍選手であるが、いずれもJ2で得点力を見せた実績を持つ戦力を欠くこととなった。

守備陣ではDF鈴木準弥とGKヤクブ・スウォビィクといった選手たちが移籍を決断。彼らも百年構想リーグでは出番が限られたが、ともにJ1での経験も持つ選手たちなだけに、ピッチ内外での影響が懸念される。

たしかに主力選手の流出は避けられた恰好の横浜FC。しかし、過去の実績にまで目を向けると、同じJ2勢はもちろんJ1クラブから見ても戦力に数えられるだろう選手を複数失うこととなったため、戦力ダウンが心配なクラブ2位とした。


北原槙 写真:アフロスポーツ

1位:藤枝MYFC

IN(新加入)

  • 角田惠風(柏レイソルより期限付き移籍)
  • 岡本拓也(大分トリニータより完全移籍)
  • 沼田駿也(町田ゼルビアより完全移籍)
  • 青木俊輔(V・ファーレン長崎より期限付き移籍)
  • 吉田舜(浦和レッズより完全移籍)
  • 上畑佑平士(福島ユナイテッドより完全移籍)
  • 金本毅騎(セレッソ大阪より期限付き移籍)
  • 川本梨誉(FC岐阜より完全移籍)
  • 北原槙(FC東京より期限付き移籍)
  • 松田佳大(京都サンガより完全移籍)
  • 長尾優斗(水戸ホーリーホックより完全移籍)

OUT(移籍・退団)

  • 山﨑絢心(タンピネス・ローバーズへ期限付き移籍)
  • 北村海チディ(徳島ヴォルティスへ完全移籍)
  • 川上エドオジョン智慧(ブラウブリッツ秋田へ期限付き移籍)
  • 世瀬啓人(栃木SCへ期限付き移籍)
  • 久保征一郎(期限付き移籍期間満了)
  • 金子翔太(松本山雅へ完全移籍)
  • 浅倉廉(ベガルタ仙台へ完全移籍)
  • 松下佳貴(栃木SCへ完全移籍)
  • 永野修都(期限付き移籍期間満了)
  • 閑田隼人(FC岐阜へ期限付き移籍)
  • 岡澤昂星(期限付き移籍期間満了)
  • 矢村健(ジェフユナイテッド千葉へ完全移籍)

百年構想リーグではEAST-Bを戦った藤枝MYFC。結果はグループ5位にとどまったが、ヴァンフォーレ甲府や札幌といったJ1経験のあるクラブが6クラブ入った激戦区で首位と勝ち点4差と健闘していた。

そんなハーフシーズンを経て、新シーズンはいよいよ上位争いに名乗りを上げることも期待されている藤枝だが、移籍の動向を見ていると決して楽観視はできない状況だ。

新戦力を見れば、百年構想リーグで8ゴールを挙げたFW川本梨誉や、FC東京がその将来を大いに期待するMF北原槙。浦和レッズや湘南ベルマーレでJ1経験も豊富なMF岡本拓也など、実力者を次々補強した印象を受ける。

しかし、流出した戦力も多く手放しに喜べないのも確かだ。守備陣では、2023シーズン以降守護神として君臨してきたGK北村海チディが移籍。加えてFC東京から期限付きで加入し、百年構想リーグでは17試合に先発するなど存在感を見せていたDF永野修都もチームを離れており、新シーズンは再構築が必要と言えよう。

中盤でも期限付き移籍期間の満了に伴い、所属元へと戻った選手がいる。MF岡澤昂星はこのハーフシーズン19試合に先発。ピッチ中央で攻守に躍動していた選手も、ここで武者修行から卒業という形となった。

また、2024年に大卒ルーキーとして加入して以降、初年度から多くの出場機会を得て活躍し、昨季は37試合9ゴールと欠かせない存在としてチームを支えたMF浅倉廉も移籍。中盤の要を同時に失う結果となっている。

新たな主軸候補を攻守両面で複数得た印象の藤枝だが、一方でファンやサポーターが期待を寄せてきた選手が多く流出する夏となったことから、戦力ダウンが心配なクラブ1位とした。

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名前:大島俊亮
趣味:サッカー観戦、ゲーム(スポーツ、シミュレーション、アクションなど)
好きなチーム:Jリーグ全般

サッカーを中心に、スポーツやエンタメなど複数ジャンルを扱うライターとして活動しております。Jリーグを中心に、日本のサッカーファンが楽しめる記事執筆を心がけていきますのでよろしくお願いします。

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