
ガンバ大阪を率いていたイェンス・ヴィッシング監督は先日、サウジアラビア1部アル・イテハドの指揮官に就任。新天地でクラブ幹部との意見対立が報じられているが、その一方でRB大宮アルディージャのチーム編成などに関わっていたユルゲン・クロップ氏が、裏でヴィッシング氏の去就を左右していたという。
サウジアラビア『EREM』は16日に「元リバプール監督のユルゲン・クロップが、ヴィッシングをアル・イテハドの監督に任命する上で重要な役割を果たしていた」とリポート。これによると、現地スポーツジャーナリストのマジェド・フード氏は、アル・イテハドの監督人事について、以下のように語ったという。
「企業系クラブにおける意思決定は個人ではなく、組織全体によるものです。イェンス・ヴィッシングは、クラブ首脳陣に提示された監督候補の中で最高評価を獲得しました。候補者たちは一連の面談を受け、その結果、彼が他の候補を上回る評価を得たのです。また、クラブ首脳陣と強い関係を持つドイツ人指導者ユルゲン・クロップ氏の推薦もあり、ヴィッシングとの契約を後押しする最も重要な推薦者となりました」
「クロップ氏の推薦の他に、ヴィッシングはクラブの経営陣による複数段階の評価も受け、その中でも最高評価を獲得しました。それならば、クロップのような世界的指導者の推薦を受けた野心的な監督にチャンスを与えてみるのは当然ではないでしょうか。彼自身もサウジアラビアで成功を収め、自らの名を築くために、最高の仕事をしようという強い意欲を持っているはずです」
重要人物の推薦により、ヴィッシングの招へいに成功したアル・イテハドだが、早速新指揮官と幹部の間で問題が生じている。
サウジアラビア『Al-Madina』が14日に伝えたところによると、アル・イテハドは現在スペインでトレーニングキャンプを実施。期間は18日であるが、ヴィッシング監督はクラブ幹部に対して、キャンプ期間を10日間延長するよう要求。しかし、クラブ側は5日間での延長のみ許可する姿勢を見せるなど、新指揮官の要求に反発しているという。
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