
FIFAワールドカップ北中米大会の日本代表メンバーから落選したザンクト・パウリ所属MF藤田譲瑠チマには、以前から今夏移籍の可能性が取りざたされているが、今はザンクト・パウリのプレシーズントレーニングに参加。それでも、同クラブ幹部は移籍の可能性があることを認めたという。
ドイツ『MOPO』は15日、ザンクト・パウリに所属する一部選手の去就を特集。藤田について「W杯日本代表メンバーにあと一歩のところで選出されなかったため、始動日からフルメニューでトレーニングに参加している」と現状に触れた上で、「それでも、残留することが確実になったと受け取ることはできない。創造性あふれるプレーメーカーの移籍は、依然として排除されていない状況だ」と退団の可能性があることを伝えている。
また同メディアによると、ザンクト・パウリのスポーツディレクターを務めるアンドレアス・ボルネマン氏は、藤田の今後について「彼の能力を踏まえると、他クラブにとって魅力的な存在であることは理解している」とコメントしたという。
一方、ドイツ『abendblatt』によると、藤田本人は今夏移籍を望んでいるが、現時点でオファーはないとのこと。移籍先としてブンデスリーガでの“個人残留”を最優先に考えているという。
藤田の去就を巡っては、すでにベルギーメディア『Voetbal Belgie』がウディネーゼやアウクスブルクからの関心を報道。ドイツ『Hamburger Abendblatt』は「藤田の売却で、ザンクト・パウリはクラブ史上最高額となる移籍金を手にする見込みだ」と伝えていた。
また、フランス『Les Charbonneurs』は6月に同国1部RCランスからの関心を報道。RCランスは2025/26シーズンのリーグアンを2位で終え、2026/27シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場権を獲得している。ランスからオファーが届くとなれば、ブンデスリーガでのプレー続行を望む藤田の考えが変わる可能性は十分ありそうだ。
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